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自分の”聴覚障害”について

おはようございますこんにちはこんばんは、よしです!

自己紹介にもちょっと書きましたが、改めて…。

わたしは聴覚障害持ちです。今回は【自分の聴覚障害】について書こうと思います。

●聴覚障害とは

こちらを見たほうが早いかと思います。(自分が説明下手ともいう)
流石のウィキさんです。

めちゃくちゃ簡単に言えば、耳が聞こえない人です。種類もあり、【ろう】や【デフ】【難聴】などがあります。

⬆難聴の方が立ち上げている団体(会社?)で、色々な難聴の情報や自分の経験談を話しています。時間に余裕のある方は是非。
わたしはこの方みたいに発音は上手ではありませんが(笑)

●自分の聞こえ方

↑『分かる分かる、わたしもそれそれ~!!』と共感しかない、分かりやすいまとめの記事がありましたので是非見てください!

聴覚障害も大きな分類はあれど、細かな所は人それぞれ違うものなので説明に困る時もあります(笑)

自分の場合は補聴器をつければ、日常的な音は耳に入ってきます。

・チャイムの音
・テレビの音
・何かを叩く音
・人の話し声
・救急車やパトカーのサイレン

などは聞こえます。分かりやすい例はこの辺り。他にもある気はするけど、ぱっと思いつくのはこれかな。他なんだろう。

あ、自分は高音は聞き取りにくいかも。効果音で言うピーーーッみたいなタイプの音は反応が遅いですね。

記事の中にもあるんですが、『じゃあ、補聴器があれば普通の人と変わらないの?』と思う人も多いんですよね。
これは本当に説明が難しい所なんですよね。

確かに「音」自体は耳から入ってきます。ですが、それを「言語」として聞き取れないのです。

現在は昔と比べたら難聴者や聾者への理解が広まっていると思います。ですが、昔はその理解度が低い為に『耳元で大きな声で話せば大丈夫なんだね』と思われることも多かったです。

実際、自分も何年か前の車校の運転練習でそう言われました。相手も『どういうこと?音は聞こえてるんだよね?』的な顔をしていた気がします。
ジェスチャーと赤信号で停止した時の要点説明で何とかやり過ごしました。

●どうやって話を理解をしているのか

そんな自分は”読唇術”+”補聴器付けて耳から聞こえる母音”+”予測”で相手の話を理解します。(多分そういう人は多い)

相手の口の動きを見て、耳から聞こえる母音を当てはめ、長文になれば前後の単語で予測をして理解し、初めて相手の言ってることを理解します。だいたい8~9割かな。100%は無理。

なので、『口の動きを見て把握しているので、口を見せてゆっくり話してください』とお願いしています。

なので、口の見えない

・電話
・ラジオ
・放送
・マスクをしている人の話

等は内容把握が出来ません。
故に陸上関連の実況も分かりません。(テレビは字幕同時入力はありますが、ワンテンポ遅れて流れるので微妙。大筋を把握できる感じ)
いまはコロナの影響で、全員マスクになってしまって大変大変←

あとは、生放送も分かりません。
ずっと口元を映してくれれば分かる時もあるかもしれませんが、そういうわけでもなく。
最近流行りというか、活用されているインスタライブとかも内容が分かりません(涙)
最初の数分ほど眺めて『元気そうだな』と見て、閉じるぐらいです。
故に、同じファンの方々のTwitterの情報が頼りです(笑)

あとは、大人数の話が分かりません。口が見えても、話してる人が「全体」に向けて話していると把握が出来ません。「〇〇に関わる話かな?」とテーマは分かっても詳細が分からない状態です。
(職場の朝礼は分からないので、後に誰かに「いま〇〇言ってたんですけど、〇〇ですか?」「あ、それは〇△だよ~時間は⚫時って言ってたよ!」と教えてもらう感じです。大事な話は向こうから個別に話してくれる)

●自分が話すとき

発音はそんなに上手くはありませんが、ある程度は声を発して話すことが出来ます。

あとは、手話も使います。日本手話を使えるようになりたいのに出来ない日本手話がちょっと出る日本語対応手話の人です←

【日本手話】と【日本語対応手話】とは?と思った方⬇
https://syuwafriends.com/415.html
(めちゃくちゃリンク活用)

手話についてこんなに話してる自分ですが、昔は手話より自分の声で発して話すのが大事と思っていて、手話をあまり使わなかった(きちんと手話を知ろうとしなかった)時期もありました。若かった事にしてください(笑)

そういうこともあり、中学から8年間ろう学校通いしてたにも関わらず、発声中心のオマケに手話…と言った話し方をしていました。
当時、よく話す友達も自分より聞こえる人ということもあって、その友達に対しては手話が適当でも自分の言ってることが通じてしまう為、更に使う頻度は下がり…。

そんな考え方を変えるきっかけとなったのが、バレーのクラブチームでのキャプテンになった時でした。(やってたんですよ実は)

当時、メンバー内に家族も全員がろうで会話方法も基本的に手話という後輩が増えてきた時でした。
キャプテンとして前に立って話すとき、自分の話していることが伝わらない、ということが増えてきて先輩に「よしはきちんと手話を使わないし、相手の顔もあまり見ないから」的なことを言われました。
最初は流してた自分でしたが、次第に「ちゃんとわたしが話さなきゃ駄目だ…!」となり、まずは手話は下手でもいいから”相手に伝える”ことを意識して話すようになりました。
そこからゆっくり話す意識が生まれ、メンバーの手話を見て学ぶようになり、最初と比べたらスムーズに手話を使えるようになりました(当社比)
(そして表情も大事と分かり、表情を意識したら母からは「顔で喋るな」と言われるようになります←)

ひとまず、こんな感じでしょうか。
そんなわたしですが、今後もよろしくお願いします(という相手はいるのか…笑)

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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