ビジネスコンペってまだやってる?

いつか地域活性化のアイデアを競わせて、優勝者に補助金がもらえるというコンペがあったなと思い出したんですが、優勝者は地域活性化できたんですかね?

当時はなんかやってるなーと外から見ていたのですが、そもそもこれって誰が審査してるかというと、商店街の店主や地元金融関係者、自治体の商業政策担当者、大学の先生、コンサルなど商売をしたことのない人も含めた“必ずしも新規事業を立ち上げて軌道に乗せてきた人”ではない方によるものでした。

そもそもアイデアを競わせて優勝したら補助金を得る資格がもらえるって何なんでしょうか?アイデアを競わせることと地域の活性化になんの関係があるのでしょうか?こうした企画にありがちなコンペで優勝することが目的化している気がします。

そもそも僕は、地域の活性化は『おもしろいことをやる人の集積』だと考えていて、必ずしもシナジーには結び付かなくとも、また時に軋轢を生むことはあっても、挑戦する人が多いほど可能性が高まると思います。
なのに、アイデアのタネを審査して1位を取りに行かせるということに競争原理を求めるのはナンセンスですし、結果、よくわからない人によってアイデアが潰されて可能性をわざわざ狭められている。

それよりも、小さくてもしょうもなくても何かを始めることに大きな意味があると思います。
積小為大という言葉の通りですね。

我が街、福知山では10月に福知山城のライトアップイベントを主軸に、ナイトマーケット、エコタウンやライトアップなどのまちづくりに関係のある先人による講演会などが開催予定です。

ムーブメントは必ず誰かの心に作用して、次のムーブメントに繋がると思います。僕も参加します。

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