【雑感】コロナ期における飲食店の方向性

コロナウイルスの影響により、飲食店への支援策として国が路上利用の占有許可基準を緩和する。
大がかりな設備投資なしに路上を営業スペースに利用でき、さらに密集など3密回避にもなるので新たな飲食スタイルとして広まりそう。(京都新聞より)


未だ先行きの見えないコロナ禍。
飲食店のみならず様々な業種で影響が出ており、国や地方自治体の支援策も一時的な延命に過ぎない側面もあるが、それでも逼迫する経営上においては、希望の一助となりえる。
期間は11/30まで。歩行者道路の中に2mは歩行者用に確保(大きなところでは3.5m)し、自治体や商店街から申請することが条件。


飲食店の路上集客に対して

◉メリット

①3密を回避

②飲食の新たな方向性

③店舗経営に今後の大きな可能性

④従来の店内での飲食に躊躇する利用者を引っ張り出し、ファン作りのきっかけに

⑤これはチャンス

⑥外での飲食は気持ちいい

◉デメリット

①冬場はきつい

②店先のスペースを充分確保できるか疑問なので利益は従来比で減るかも

③いずれ他との差別化が激化する

④他の人の様子を見てるだけでチャンスが掴めない

⑤外は衛生上の問題がある


解決策

路上だと衛生上問題が生じる可能性が高いので、虫などの対策を講じる。またスペース的な限りのあるところは、席数も限られて来るので、高単価商品の開発もあり。安売りだけで集客しても席数が少なければ利益は見込めないので、例えば時間制・定額制にして客単価を定めることにより利益を見込みやすくすることもできる。

おそらく他に時間制はあれど、飲み放題でなく、すべての商品を定額制にすることで、他との差別化になり、ファンを増やす。また客側としても予算が決めやすく行きやすくなる。

場所的な問題も、店前の路上だけでなく、少し延長して使用できるなら近隣に許可を取るなり可能性はある。

隣が他の飲食店なら、コラボして集客を考えてもいいかもしれない。

焚き火など火は危ないので、冬場の寒い時期は、路上にこたつを設けるのもおもしろい。冬空を見ながら熱燗と鍋が食べられるというのも他との差別化になるかも。

前例がないほど、他はやりたがらないので先にやったもん勝ちの側面もある。その代わり、それに対する行政との折衝や安全対策なども十分に考慮しなければならない。そこは地元民で詳しい人がいるだろうから、地域を盛り上げる旨を伝えてそういった人を味方につけるのも大事かもしれない。そうした人を味方につければ、地元民を取り込める可能性がある。


と、色々考えると可能性は大いにあるので、悲観する前にできることはたくさんあるんじゃないかなぁと思います。

お読みいただきありがとうございました!


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