推しとツーショットが撮れるプリクラ。令和と平成
もし、自分の好きな有名人と、アイドルとツーショットを撮れたらどんなに幸せだろうか。最近は自分の好きなアイドル、有名人、声優、キャラクターなどを”推し”と呼ぶ。”推し”を応援する活動を”推し活”と呼ぶ。”推し活”は主にSNSで推しに関する情報を収集したり、推しが出す動画や画像を見たりすることから始まる。
推しにまつわるグッズを買ったり、アイドルであればライブに参加したり、オリジナルのうちわを作ったり、応援方法も多岐に渡る。私が好きなアイドルは時々チェキを一緒に撮影するチェキ会を行なっている。
オンラインで推しを応援することはそこまで労力を使わないので簡単だが、いざ推しに会いに外に出掛けるとなると結構な労力が必要だ。会える会場が遠方だったり、日程が合わなかったりする物理的な問題をはじめ、コロナのこともあり気軽に出掛けるのが難しい今日この頃。
でも、推しと一緒に写った写真が欲しい!そんな願いを叶えてくれるのが有名人やアイドルとのプリクラコラボ企画である。
プリクラで有名人と撮影できる機種は超初期である、時代でいうと1998年頃のプリクラの縁が角丸な時代から存在していた。
有名人のフレームを選んで撮影すれば一緒にプリクラを撮ったような気持ちになれる。好きなアイドルであればなおさら嬉しい。しかし、私自身は住んでるところが田舎だった為かこの有名人フレームで撮れる機種を見かけることはなかった。PUFFYも浜崎あゆみも県外で撮影した人からもらったプリクラである。
有名人と撮影できるのを売りにしているプリクラは、2000年位までで、それ以降は存在していなかったように思う。
プリ機の設置台数で国内シェア90%を誇るフリューでは、2016年1月から幅広い世代にプリクラの魅力を知ってもらう為、話題の芸能人やアーティストとコラボするようになったらしい。有名人と撮影できるプリクラの復活である。
今回は2021年12月から始まったコラボ、男性アイドルグループのINIとプリクラ撮影してきました。初めに申し上げておくと私はどちらかというと女性アイドルグループやアーティストが好きなので、INIをよく知らないまま実験として撮影しています。コラボしている機種は”猫と彼女。”という機種です。
撮影モード選択で、通常(コラボなし)とコラボフレームのどちらかが選べるようになっているので、単純に友達と撮影したい人は通常を選べるし、推し活として撮影したい人はコラボフレームが選べるので、両方のお客さんを取り込めるので合理的。
コラボモードを選んでいざ始めると、INIの楽曲だと思われる音楽が流れてくる。ファンだったらめちゃくちゃテンションが上がると思う。そして選んだフレームが出てくる。機械の進歩もあってか画面に一緒に写ると、フレームではあるけどまるで本当に隣にいるかのようで、本当に推しだったら興奮しすぎて上手く撮影できないかもしれない。
しかも、撮影する際には「次はこのポーズだよ」とか「笑って」とか話しかけてくるのだ。本当に推しだったら気絶するかもしれない。
より一緒に撮ってる感を出すためには撮影する際に、推しとの顔のサイズを合わせる必要がある。その距離感を掴むのが少し難しかった。なぜなら彼らは顔が小さいから。
そして”猫と彼女。”の最大の売りは高画質な動画が撮影できることでもあり、なんと推しと自分が動いている動画も撮影できる。すごい。動画も高画質なので動きはスムーズ。画面の中でも推しと自分が一緒に写ってるとこ残せたら、この上なく幸せだ。
実験として試しに撮ってみたコラボプリクラは、ファンではなくても楽しめるものだった。
SNSを観察していると男性アーティストのコラボプリは毎回盛り上がっていて、丁度1年前にはJO1(男性アーティスト)とのコラボもとても人気だった。
「彼氏ができた」と友達へのドッキリとか、コラボプリをSNSに投稿することで同じファンの仲間を発見できたりもしていいと思う。中には ”同担拒否” と言って推しが同じ人を避ける人もいるが。
また、有名人と撮影できるプリクラについて調べていると、両国国技館で推しの力士と撮影できる機種が出てきた。そこに行かないと撮影できないレアな機種でもあり、ファンにとってはいい記念になりそうだ。
コラボプリはキャラクターとコラボしたものも昔からあるので、それについてもいつか書きたいと思う。
ELIE
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