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ツライ春の不調を軽くしよう。

桜が散るのに合わせたかのように、一気に春の陽気がやってきました。
暖かい春の訪れは嬉しいですが、急激な変化は身体にも心にもあまりいいとは言えません。
ただでさえ体調を崩しやすい季節の変わり目。
気温差が激しいと、その分、身体と心にかかる負担も大きくなります。

・ひたすら眠い。
・身体が重くてだるい。
・呼吸が浅くなる。
・肩や首が凝る。
・不眠になる。
・下痢・便秘になる。

・やる気がおきない。
・イライラする。
・何に対してかわからない焦り。
・憂鬱になる。
・急に気分が落ち込む。
・わけもなく不安になる。
       etc.etc.・・・

いわゆる「自律神経失調症」という症状で、気温差だけでなく、卒業・入学・就職など、生活環境の変化によっても現れるようです。
普段から自律神経の整ってる人はそんなに影響ないようですが、あれこれ気を付けていても、急に症状が出てくることもあります。
そんな時の対処方法で、実際やってみて効果が感じられた不調を軽減する方法を、今日は3つ挙げてみたいと思います。

1.深呼吸する

いや、そんな簡単な。
と、思うかもしれませんが、これがなかなか。
不調な時は、呼吸が浅く早くなっていることが多いです。
呼吸が浅いとその分、身体に入って来る酸素の量も排出する二酸化炭素の量も減ってしまうわけで。
すると細胞に必要な酸素が届かなくなって、結果、身体機能が低下して体調不良に繋がるんですね。
朝起きた時、仕事の合間、夜寝る前など、気が付いた時に3~5分くらいでいいので、意識して深呼吸するといいようです。
個人的感想で言えば、気分的にもリフレッシュした気がします。

2.ストレスを緩和する栄養素を含んだ食事を心がける。

ストレス緩和には、ビタミンB1・B6・C、アミノ酸・カルシウム・マグネシウムといった栄養素を積極的に摂るようにするといいらしいです。
ビタミンB1というとすぐ「豚肉」と短絡的に思ってしまうんですが、自律神経を整えるためには肉類は控えめにして、豆類や玄米などから摂取した方がいいんだとか。
ビタミンB1・・・玄米・豚肉・豆・大豆製品
ビタミンB6・・・鶏肉・レバー・鮪や鮭などの生魚
ビタミンC・・・果物(いちご・オレンジ・レモンなど)・野菜(春菊)
アミノ酸・・・大豆・卵・牛乳
カルシウム・・・乳製品・大豆・小魚・モロヘイヤ
マグネシウム・・・玄米・海藻類・大豆製品

衣服で体温調節しているつもりでも、身体の深部が冷えている場合があります。そんな時は、まだしばらく身体を温める食材(根菜類)を使ってみるのもいいです。
元気になった気がするメニューのひとつに、「大根・鶏肉・油揚げ・春菊を適当に切って、しょうゆ・みりん・お酒で軽く煮びたしする」というのがあります。
簡単で美味しいですし、お好みで七味唐辛子をふったり、しょうがを加えたりすると味の変化も楽しめますよー。

3.6-7時間の睡眠時間を確保する。

これは仕事によっては難しいこともあるかもしれないですが、なんといっても睡眠は、脳や内臓を休ませるのにいちばん。
時間を確保するだけでなく、好きなアロマの香りを焚いてみたり、枕元にサシェを置いてみたり、照明を暗くしてみたり。
寝る前に暖かいカフェインレスな飲み物をとってみたりするのもいいですね。
ちなみに、アロマは定番のラベンダーの他に、温かみのある「オレンジ」や「ネロリ」なんかもお勧めです。

他にもストレッチするとか、ツボを押すとか、朝日を浴びるとか、自律神経を整えるいろんな方法がありますが、今日はその中からやってみて良かった気がする3つをあげてみました。

本当は、冬の終わりごろから始めて、二週間前くらいかけて身体を整えると更にいいようですが。
あー、来ちゃった・・・と思ったらちょっと試してみてはいかがでしょうか?

せっかくの春の訪れ。
気持ちよく迎えられるといいですね。



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