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【2023.9.13】青森ひとり旅行記③

こんにちは。みっちゃんです。
このシリーズもついに今回が最後。知らぬ間に2ヶ月半経ってしまったけど、重い腰をあげて最終日を書いていくよ。それではスタート!

絶起

7:45に朝食を予約してたのだが、起きて時計を見ると7:40。あぶなかった… スマホと食券だけ持って急いでのれそれ食堂にダッシュ。
昨日とあまりメニューは変わっていなかったかな。今日は昨日食べられなかった料理を中心によそった。特にのっけ丼は昨日見つけるのが遅くてお腹いっぱいで断念したので最初に取りに行った。マグロのたたき、サーモン、明太子をホカホカご飯の上に乗せて、最後にしょうゆを一回し。りんごの炊き合わせというはじめて見る料理もあり、これも食べてみた。昨日春菊が嫌だー!とか言ってたトマトチキングラタンもなんだかんだ食べた笑 写真にはうつってないけど、今朝飲んだ牛乳はとっても味が濃くて、生クリームのような味わいだった。東北の牛さんは脂肪分が高い牛乳を作るのかなとか思ったり。
今日の朝食もおいしかった!ごちそうさまでした〜

朝ごはん


チェックアウトまでまったり

10時のチェックアウトまで時間があったので、囲炉裏ラウンジでごろごろしたり、売店でお土産を眺めたり、公園を散歩したりした。公園には足湯があって、近くにタオルが置いてあるので手ぶらで入れる。9月の陽が出ている時間はまだ暑かったのですぐ上がってしまったけど、自然に囲まれた中での足湯はとても気持ちがよかった。
チェックアウト時にお部屋付の支払いを済ませ、これでもうホテルとはバイバイです。やだーーもっといたいようーーという気持ちで駅に向かって歩き始めた。ホテルの滞在時間をもう少し長く取れればよかったなぁというのが本音だが、1日目のドタバタ騒動があったので致し方ない。総合的にはとても満足だった。

池を見ながらのんびり
囲炉裏ラウンジ


いざ青森市街へ

三沢駅を出発し青森駅へ向かう。これで青い森鉄道に乗るのも最後、なんだか悲寂しい… およそ1時間電車に揺られる。見渡す限り自然が広がる景色は本当に心に安らぎを与えてくれる。野辺地駅を通り過ぎると陸奥湾が見えてきた。1日目、2日目は山間部に滞在していたため、これから向かう沿岸部はまた新鮮な気持ちで楽しめそう。

きっぷかわいくないですか?
車窓からの田園風景


1時間の電車の旅はあっという間に終わってしまった。新青森駅から16時台の新幹線に乗るため、それまでは青森市のウォーターフロントエリアを散策する予定だ。
お腹空いたのでまずは腹ごしらえ!とはいえど何も調べておらず、まずはスマホで検索。海鮮市場と地元のカフェで迷い、結局カフェにした。
今回訪れたのは「UGUISU」というお店で駅から徒歩圏内だ。店内のインテリアもメニュー表もすごく洒落ていて、思わず写真を撮りたくなってしまう。

写真撮った。


迷いに迷って、「汁なし担々麺」と「焼きりんごほうじ茶 (ICE)」を注文した。焼きりんごほうじ茶ってはじめて聞いた!! 聞いたことない名前につい惹かれてしまった。先に飲み物が運ばれてきた。まずコースターがかわいい!りんごの香りがする。焼きりんごとほうじ茶という香ばしいもの同士の組み合わせということもあって、とても相性がいいなと思った。味も◎。
担々麺も運ばれてきた。自家製柚子ラー油と特製肉味噌の相性が抜群。柚子の香りが鼻に抜けて幸せだ〜。少し辛めだったけど、温泉卵のおかげでなんとか完食できた。近くの席のおばあちゃん二人組も担々麺食べてて、うお〜すげ〜ってなった。青森最後の食事も美味しかった!ごちそうさまでした。


担々麺と焼きりんごほうじ茶


ウォーターフロントエリアを散策

お腹いっぱいになったので腹ごなしに散歩。海の方へ歩いてみよう。
青森ベイブリッジに登ってみようかと思ったが、スーツケースを引いていたため断念。八甲田丸方面に向かって桟橋の上をずーっと歩いていった。良いお天気だったので、津軽海峡の向こうに北海道がうっすら見えたような気がする。実は北海道に上陸したことがないのでいつか行ってみたい。
桟橋の柵の上にカモメがいた。人慣れしているようで近づいても全然逃げないのでありがたく写真を撮らせてもらった。私が離れた後もずっと同じ場所から動かず、何を考えているのだろうか、それとも何も考えていないのだろうか。そんなことを思いながら歩いていたらA-Factoryに到着していた。

青森ベイブリッジと八甲田丸
全然逃げないカモメ


最後に悪あがき

A-Factoryは青森のお土産コーナー、レストラン、シードル工房が一体となった複合施設。私がここに来た1番のめあては「シードルテイスティングバー」。最大8種類のシードルを飲み比べることができる。あまりお金を持ち合わせていなかったので、4種類飲めるカードを購入。カードを機械に入れ、コップをセットして画面を押すと適量出てくる。下の写真のようにさまざまな情報が書いてあり、うんうん悩みながら選んだ。

説明の一部(もう一つある)

あっという間に4杯飲んでしまった。普段勇気が出ないために飲めないdryやmidiumをテイスティングできてよかった。少量なので気軽に手を出せる。
ここで飲めるシードルはすべてお土産コーナーで買うことができる。気に入ったものがあればすぐに購入できる仕組みだ。私は弘前吉野町のシードルsweetを1瓶買った。同じ種類のmidiumを飲んでみてもう少し甘い方が好きかも… と思ったので、飲んでないけど買ってしまった。(ちなみに2ヶ月以上経った今でも未開栓、年末年始にでも開けようかと思っている。) シードルの瓶の前でどれを買おうか悩んでいたら、近くにいたおばちゃんが「この弘前のが美味しいのよ〜〜」と言っていたので、おばちゃんの言葉を信じて決めた。
ついでにWonder Appleというりんごジュースも見にいった。これ、瓶とパッケージがかわいいの。いろいろな品種のりんごでそれぞれ作られていて、聞いたことない品種名もたくさん。私は直感的に名前で惹かれた「北紅(きたくれない)」と「星の金貨」という品種のジュースを購入した。時期によって品種が変わるので、まさに一期一会。通販もあるようなので、気になる人はぜひ購入サイトを見てみてくださいな。(回し者感)
お土産を購入したら、最後の悪あがきでジェラートを食べることにした。無添加かつ青森産の食材を使用していることがウリらしい。りんごのジェラートだけで4種類あり、さすが青森県といったところ。私は「あかね」という酸味が強いりんごのジェラートと青森県産メロンのジェラートのダブルにした。
のんびり食べていると、電車の時間が刻々と近づいてきていた。1駅しか乗らないが、乗り遅れたら新幹線には間に合わない。急げ〜〜〜〜〜

いろんな種類があるね


現実に戻る時間

電車にギリギリ滑り込みで乗車し、なんとか新青森駅に到着できた。無事新幹線には乗れそうだ。
新青森駅構内で軽めの夜ご飯を買い、暇つぶしをした。ご当地パンのイギリストーストが売ってた。しかもバリエーション豊富。お腹いっぱいだったのでスルーしてしまったが、機会があれば一度食べてみたい。新青森駅は構内にねぶたが展示してあった。それを横目にホームに移動する。

新青森駅構内


乗車してひと段落すると発車時刻になった。定刻通りに新青森を出発し、東京へ向かう。基本的に隣に人が来なかったので気が楽だった。(手持ちのぬいぐるみを隣の席に座らせておいた) 行きの新幹線とはうってかわって空いていた。最初は外が明るかったが、だんだん暗くなってきて東京に着く頃には真っ暗だった。あゝ、ついに帰ってきてしまった。
都会の喧騒を忘れた3日間は、心に安らぎを与えてくれたような気がする。はじめてのひとり旅は大成功。誰かと行く旅行も楽しいが、1人で行く旅行も違う楽しみ方ができてよい。時間があればまたどこかに行ってみよう。

3回にわたってお送りしてきた青森ひとり旅、これにて完結。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。またどこか行ったらなんか書くかもしれないし、書かないかもしれないです。
では、またいつか。



〜 おまけ 〜

道の駅とわだぴあで購入した「きおう」でりんごサワーの素を作ってみた。皮つきのままいちょう切りにして、氷砂糖、穀物酢と一緒に煮沸消毒した瓶に投入。2週間経ったらりんごを引き上げて完成!
市販のりんご酢みたいな味になった。 大成功かな??ちなみに引き上げたりんごはジャムにしてみたら、くそ酸っぱいりんごジャムが爆誕した。ちなみに漬け込む時に余ったきおうは生食したが、とっても美味しい青りんごだった。
私事だが、果実酒作りを趣味としているが、家にお酒飲む人いないことに気づいて、果実「酢」作りに転向しようと思ってる。酢の方が消費が早かったので笑

漬けたてのきおうサワー



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