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らぷんつぇる🗼💝

歌い手さん、という存在。

読んで字の如く、歌を生業としたい、
している、ひとたち。のこと、である。

私の認識は そう です。

歌い手さん達の中で、
私の心に、

はじめて 届いたのは。

96猫さん。という人の素敵な歌声でした。

彼女の歌声は

時に力強く、時にカッコよく、時に可愛らしく。

いついかなるときに 聴いたとしても。
いつでも わたしを 励ましてくれる。

だから、わたしは、
たとえ そのとき その瞬間、
彼女の 歌を 聴いていなくても、
いつでも 彼女が だいすきです。


それから もうひとり。

まふまふ さん。

彼の歌声は 透き通るようです。

高音の叫びは、彼の魂の震えそのもの。
わたしには そう 聴こえています。

でも。わたしには 彼に対して、
ずっと どこか 違和感 というか、

心に ひっかかる 小さなトゲ のようなもの、
を 感じていました。

最近、それの正体が少しだけ 分かりました。

塔の上のラプンツェル、という童話。

あのラプンツェルに、どことなく
彼は 似ている。

わたしは 無意識に、
彼を「そこ」にカテゴライズして
しまって いました。

そして わたしは、
全てのお姫様の中で唯一、

「ラプンツェル」という彼女に
対してだけ、深い憎しみを抱えています。

ドラゴンクエスト4。導かれし者たち。
に、登場する、「ロザリー」さん。

彼女もまた、わたしにとって、
「ラプンツェル」のひとりです。

というか。ゲームの中に、もう もろに、
「塔」が出現します。

それは、ロザリーさんの恋人が、
ロザリーさんのために建てた塔で。

彼女は そこに、引きこもって
暮らして いました。

私は それが 羨ましすぎた。

世界で いちばん 大切に される。

強固な守りを、他者から 与えてもらえる。

それは 私が
どんなに 喉から手を 伸ばしたとしても
決して 手に入らない もの です。

それを 全て 彼女は 持っていた。

おまけに 彼女の 恋人は
私の ストライクゾーン の
ど真ん中に 生息していた。。。

羨ましかった。羨ましすぎて、
それが、恨み、妬み、憎しみに
変わるまでが秒だった。

彼女は私に、なにも、
傷つけようだとか、そういった
悪意を持って接することもなく、

ただ ただ 純粋に、
世界平和と、彼女の恋人と、
そして 自身の正しさ を。

まっすぐに しんじている。

そんな 人でした。

うつくしい とうめいな こころ。

わたしの、澱んで濁り切った どろどろの
きったねぇ こころ とは 真逆の。。

彼女を みていると つらかった。

彼女は なにも わるくない。

でも その 綺麗な 生き様。

それは 私が 欲しくて ほしくて。
永劫に手に入らないことを自覚して、
それでも ほしくて、やっぱり もらえない。

わたしにとって らぷんつぇる とは。

そんな  存在でした。

ロザリーさんに抱く感情と、
まふまふ さんに 抱く 感情。

それは、全く別のものであり。

しかし、透明な うつくしい こころ。
それを ふたりともから 感じます。

そのような こころに ふれるたびに。
わたしは じぶんの みにくさ それを。
まざまざと みせつけられる。

それが いまは すこし。

ときどき ほんのすこし。
つらくなる、ときが。ある。

刺さったトゲ。

その正体は、そんな小さな こと。

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