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シロがクロと会ってきたハナシ

先週、金曜日の夜に、ドライブデート?してきました。

クロが部屋に迎えに来てくれて、行先は内緒のまま車で2時間。車内では買った食べ物をクロの口に運んだり、休憩で寄ったコンビニの前でクロの煙草の匂いを感じながら喋ったり、付き合っていた頃とあまり変わらず。

でも、ふとした瞬間のボディタッチのぎこちなさに、遠慮しているんだなぁと、違和感を覚えたりした。

ただ、すこし意識して選んだお洋服は褒めてもらえて、とても嬉しかった。


着いたのは星が綺麗に見える、海に近いすこし特別な場所で、そこで2時間くらい、散歩したり星を眺めながらお喋りしたりした。流れ星も見た。

すこし寄り添ったり離れたり。

この関係は何なのだろうとぼんやり思ったけれど、でも今この瞬間楽しいからそれでいい、と思い直した。


日付の変わる頃、そろそろ帰ろうか、となって。「やり残したことはない?」と聞かれたので、すこしだけ手を繋いで星を眺めた。

ただ、あまり握り返されない手に笑ってしまって、「遠慮しているのが分かりやすいね。」と言うと、「バレバレだなぁ……」と苦笑していた。このとき、もう終わりなのかなと感じたりした。

帰りの車内ではわたしがクロのほっぺたを抓ったり、信号待ちでハンドルから離れた片手に触れてみたりしたけれど、クロからは頭をポンポンと触られただけだった。

わたしの部屋に着いて、楽しかった、ありがとう、というような会話をぽつりぽつりとして、「もう帰っちゃう?」と聞くと、「ん。この車返さないといけないしね。」と言われた。(クロは車を兄弟で共用している)

分かった、と言って、クロに前を向かせてほっぺたにキスをすると、わしゃわしゃと頭を撫でられた。


帰りの車内で、今回雨だったら行こうと話していた映画を観に行く約束をした。その映画の約束は明日。楽しみだけれど、あまり先は無い気がしている。

本当に最後の最後。お別れが近づいているのかも。

素敵な1日になりますように!
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シロ

昼過ぎの間延びした空気が彼女を泣かせたのだ。 サヨウナラ。白旗をあげることさえ、もう許されないなんて。

シロクロつかないハナシ

シロとクロ(元カレ)の、シロクロつかないハナシ。すぐ終わるかも。バッドエンドかも。でもなんか人間ぽくて、どうしようもなくて、わりと楽しく過ごしている。
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