AlexaからHomePodに乗り換えてみる
amazonのalexaをすっかり使わなくなった(正確にいうと、目覚ましアラームはしっかり使い、朝のスケジュール読み上げはたまに使っているし、一ヶ月に一度ぐらいはニュースを聞いているが、他は子供がたまに話しかけているだけ)。理由は、そう、用途がないから・・・
何に使いたいかというと、ただのオーディオなのですよね。リビングに置く昔でおく、ステレオが欲しいというのが私のニーズ。我が家には、賑やかな兄弟がいるので、高いオーディオ機器は置けない。とはいえ、昨今の液晶テレビのスピーカーはボロすぎて、音楽を聴くには耐えられない。なので、ちゃんとしたスピーカーが欲しかったんですよ。壊れなそうなの。
というニーズに合ってくるのが、apple社のhomepodだったので、密かに日本発売を待っていたわけです。そして、先日の9/11のappleの発表を待って、新しいhomepodが発表されないのを見て、ついに2つ購入して見ました。
初期設定について
設定の仕方は、レビューが色々出ているのでそちらに任せるとする。簡単に振り返って置くと、iPhoneを近づけて、セットアップできる。セットアップは難しくない。二台設定すると、勝手に、ステレオとして使うのか聞いてくれるし、WiFiの設定などもiPhoneの設定を写してくれるので簡単だ。ただ、Apple Music(月額980円)に入らないと何もできないので、今回は入った。三ヶ月は無料だけど、入るしかないかなと。初期設定は、apple製品だけあって、簡単だったと思う。
ホームというアプリを初めて使った
使うのは、iPhoneに入っているホームというアプリ。勝手にhomepodが出てくるので、長押しすると設定ができる。各種設定の項目がばらけているのが結構困る。
ステレオの設置は簡単
スピーカーは二つ買うのがおすすめ。ステレオになると音楽というのは全然違うのである。ソフトウェアの設定は簡単。うちでは、床に直接二つ置いてみた。間は広めにとって、リビング全体が音に包まれるように設定をすると、結構良いと思う。
どこまで数が増やせるのか、やってみたいが、妻が怒ると思うのでやめる。
Siriは言語切り替えが簡単
うちのiPhoneは英語の設定にしてあるが、Siriと会話するには、私の語学力では、日本語が便利。日本のアーティストの曲名も日本語じゃないと通らないので、結構、ここ困るところ。Alexaだと、ここが簡単に切り替えられないのだが、Siriは、iPhoneのSiriと連携している。iPhoneの設定アプリから、Siriを選んで、言語をEnglishにしたり、Japaneseに変えたりすることで切り替えることができる。
Pixarの映画のサントラなどを探したい時には、言語を英語にして、
"Hey Siri, Please play cars two soundtrack."
とでもいうと出してくれる。モンスターズユニバーシティのようなマイナーなものでも、英語だと何らかのものが引っかかるが、日本語だとないので、英語があると便利。一方、ドラえもんみたいなものは、日本語じゃないと難しいので、この場合は、Siriの言語設定を日本語にしてやった方が良い。
言語設定を一瞬で切り替えられるところが、Alexaと比べて便利だなあと思うところである。
HomePodにおけるAir Playの使い方
結構ややこしい。iPhoneでコンロールパネルを出して、iPhoneの音楽再生の方のソフトを制御して、右の変なアイコンを押して、スピーカーから、homepodsを選ぶ必要があるという流れ。以下に説明があった。
要するに、再生している機器のアウトプットとして、HomePodというスピーカーを選ぶという建てつけになっている。操作が分散している感じで、これも音声でやりたいが、そうも行かない。
Apple Musicの実力=HomePodの実力
さて、せっかくapple musicというサブスクリプションサービスに入ったので、色々と曲を探してみる。やっぱり、米国系のソースは強いのだが、ちゃんとしたアーティストほど入っていない傾向は一緒で、結構困る。これがあったので、amazon musicなどは使わなかったんだよなと。
例えば、私はスピッツが好きなのだが、スピッツのアルバムであるのは、現在ヒット中の「優しいあの子」だけである(2019年9月15日現在)。他も、ちょっと残念なことがあるが、他のサービスと比べると一番マシなようであるから、それはそれでよしとする。だいたい、サブスクリプションだけで、アーティストが食っていけるのか心配であるので、そうでないアーティストについては、CDでも買うし、レコードも買うよ。私は。
自分は、スピッツのほぼ全てのアルバムを持っていて、iTunesにも入れてある。なので、iPhoneに曲が入っていて、それをair playするのでまあ、用事は足りるのであるが、やっぱり、自分のライブラリに入ってくる曲は、音声で再生したいよなあと思うわけで、その辺りは残念。
元の音源は、apple losslessという音源で入れているのだが、残念ながらiPhoneには、128kbpsにしてしまっている。PCを操作しないと、apple losslessの品質では音が出ないので、iPhone 128kbpsよりは、apple musicの方が音質がよく感じる。この辺りは、時代だなあと。どっかで、apple losslessに入れ替えいようかと思っている(思えば、iPhoneの容量あげようと思うのは、久々だなあと。遠い目)。
実は、iPhoneの曲はBluetoothで連携すれば、amazon echoでも再生はできるんだけど、まあ、UIの関係がシンプルなのは、やっぱりhomepodかなとは思う。音質のレビューはオーディオ系の人に任せるけど、やっぱり、ステレオの時点で全然違っているし、Homepodは、音場を読んで左右の音の出方を変えるそうなので、Homepodの方が全然上だと思う。そもそも、amazon Echoで私は、音楽を聴く気にならないわけで、その辺は後発だけあって、Homepod作り込んでいると思う。
ということで、現状では、apple musicがどこまで使えるのか探してみるという感じ。
ただ、Siriさんの実力も英語の方が随分と上で、ちょくちょくSiriさんとは、英語でお話するんだろうなと思う。早く、Siriさんもバイリンガルになってほしい。
そして、amazonではHomePodは出てこない
「どうせなら、アフィリエイトでも貼ろー」と軽い気持ちで、amazonさんを検索してみたんだけど、HomePodで出てくるのはアクセサリばかり。そういえば、amazon echo/alexaとは競合製品でしたね。まあ、純粋音楽機器としては、Audioとしてapple製品の方が上だけど、ソフトウェアとしては断然alexaの勝ちかなあと思います。
appleはあくまでsonyなのであって、amazonやgoogleじゃあないんだよな。所詮は、ハードウェアとコンテンツの会社で、ソフトウェアの会社じゃなくなってしまっているなあと感じる一品でした。
Homepod、オーディオ好きな人にはおすすめです。
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