皇居_

旅と本 『家康、江戸を建てる』

今回、推薦図書のハッシュタグで投稿してみます。
数か月前に門井慶喜さん著作の『家康、江戸を建てる』を読んだ後、実際にその場所に行ってみたいという衝動にかられたので紹介します。

本のタイトルから、描かれている場所は説明不要の東京都です。

目次は下記のように五話構成になっていて、
大まかに言うと東京都の礎となる江戸が、
どのようにできていったのかがわかる物語になっています。

第一話 流れを変える
第二話 金貨を延べる
第三話 飲み水を引く
第四話 石垣を積む
第五話 天守を起こす

この物語に惹かれたのは、戦国武将たちではなく
職人たちに焦点を当てているところです。

利根川の流れを曲げることやお城の石垣のために伊豆から巨石を切り出し運び、石垣を積むという重労働をいろいろな困難を乗り越え成し遂げる。
仕事にプライドを持った職人たちの命がけの物語が描かれています。

読んでいる途中から胸が熱くなりました。
そして実際に江戸城の石垣を見に行きたくなりました。

五月中旬ごろ、バスケ観戦で首都圏に行った帰りの日、東京駅の丸の内広場から皇居東御苑へ向かったのですが、休園日で中に入ることはできませんでした。。。

皇居ランナーの方には見慣れた風景かもしれませんが、その時の写真を何枚か載せました。

壮大な事業を成し遂げる熱い話が好きな方やお城が好きな方にお薦めします!

余談ですが、皇居東御苑は平日の月曜日と金曜日が休園日です。
自分と同じ失敗しないように、中に入りたいときは休園日を調べてみてくださいね。



この記事が参加している募集

推薦図書

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?