家庭での洗濯の話し

最近、洗濯用洗剤の種類が沢山出ています。日本国内ですとJIS基準に沿って配合がなされ市販されているのもが大半だと思います。
繊維の片隅で染色をしている弊社も作業着などはアタックを使ったりして洗濯しています。

では今回なぜ洗濯の話を出したかと言うと。
海外の規格の洗濯用洗剤での色落ちクレームについてお伝えしようかと思いました。

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最近話題のオキシクリーンを入れ洗濯をしたところ『色落ち』をしました。とメーカーに問い合わせが来たそうです
調べたら酸素系漂白剤だそうで、色々な物に応用し使える漂白剤なんですね!!便利デス!!

結論から申しますと漂白剤は基本アルカリ性ですので、成分が強ければ簡単に色落ちします。
なんでも汚れ落としに使える漂白剤ならばなおさら成分が強い筈です。

特に海外からネットなどで購入した洗剤や、コストコなどでアメリカ基準の洗濯剤を購入した場合は、JIS基準ではないので日本国内の洗濯剤より成分が濃い場合や強い場合があります。

そのためJIS基準で製造している国内の洋服に関しては色落ちしてしまったり、生地が傷んでしまったり、収縮してしまったりと問題が起きやすくなります。

色落ちの条件

確実に色が落ちやすい条件があります。
・40度以上のお湯で洗濯する(漂白剤入り)
・40度以上のお湯で漬け置き(漂白剤入り)
・規定の量より多く漂白剤などを入れ
上記3つの条件は確実に色が落ちやすくなります。

どうしてか?

①まず、染色は一定の温度の中で染色します。
その温度に近いお湯で洗濯をしてしまうと、繊維の組織が開いてしまい 染着している染料の脱落という現象が起きます。

②脱落した染料が漂白剤のアルカリ成分により色落ち促進されます。

結果

強いアルカリ性であればあるほど色落ちは促進されお気に入りの洋服がダメになっていきます。
なので、日本国内で製造されている洋服はJIS基準で作られている日本の洗濯洗剤をお勧めします。

汚れ落しは色も落としている

よくCMなどで『汚れ落ちスッキリ!!』など見かけますが、
汚れだけを落とす洗剤はこの世に存在しません。
汚れが落ちれば色も落ちます。ポリエステルやアクリル製品は色落ちに強いですが、
綿、レーヨン、ナイロン、シルク、動物性繊維素材はどうしても色落ちしてしまいます。

洗濯は素材に合わせキャパを超えた洗濯剤の使用は控えた方が無難です。
今回オキシクリーンを例に出しましたが、オキシクリーンがダメとかでなく
使用用途を考えて使う側が把握しなくてはいけない洗剤もあると言うことです。

海外の品物はその国での基準で製造しているので、アメリカならアメリカのユーザー目線、イタリアならイタリアの環境に適した洗剤、フランスでは硬水にあった洗剤など、各国での基準で作られています。

手軽に世界の物が買える世の中、買う側も勉強が必要だと感じます。








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