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「フレディを知る人」に会った

複数のフォロワーさまがクイーンの事を書いておられますので、私めも思い出話を書かせていただきまする。

ヘビーローテーション

とはいえ、申し訳なくもライブに行くまでの財力も気合いもなく(ライブに行ったら大柄の人たちにはじき飛ばされるか押しつぶされると本気で思っていました)。

なけなしのお金でビクターのCDプレーヤー、サンスイのアンプとスピーカーを買った私は、いろいろなCDを買ってました。超ウルトラヘビーローテーションで聞いていたもののひとつが

オペラ座の夜(クイーン)

でした。

とにかくすげぇと思ったのが、「アルバム」が「アルバム」だったところ。ストーリーが成立しているものもあり、ひとつのテーマに沿っているものもあって。それを痛感したのが、この「オペラ座の夜」でした。

曲ごとに時間がマチマチで、ビックリするほど短い曲もあり(当時歌謡曲しか聴いていなかった私は、どの曲も時間が同じだとばかり思っていた)、さらにはフレディさんの歌い方が曲ごとに違っていた事にもビックリ。
個人的には、sweet ladyって曲が好きでした。

で、ボヘミアンラプソディ。

「日本の歌謡曲じゃ絶対ありえない」って思いました。とんでもない曲だと思いました。

直接会い、「素」を知る人

フレディさんは伝説の人となり、日本で直接彼に会って彼を知る人がほとんどいなくなっています。ひょっとするともう数人だけかもしれません。

彼に直接会った数少ない日本人の一人が、ボディガードの方です。

私は、このボディガードの方に会う機会に恵まれました。正直言って私自身の仕事があまりにも忙しい時期でしたが、「会えるチャンスを逃してはならない」がまさりました。

新宿にあるこの方の会社に行きました。

この方はいろいろな方のガードをしています。部屋の写真を見せていただくと、それはもうすごいメンバーがズラリ。かなり前の記憶なので一部しか覚えていませんし、「この人は出せません」と言われた著名人もいました。

来日した海外アーティストさんをガードするのは大変だっただろうなぁ…というほどの著名人のガードもこの方のお仕事だったようです。

ガードの仕事ですから、ライブ等の表舞台に出ている姿は見れない。代わりに「素」の姿を見ているのです。そしてフレディさんについては、普段も全くえらぶらない、やさしくて気さくな方だったそうです。

フレディさんとこの方とは気が合ったらしく、肩を組んで写ったツーショット写真も残っています。

「なんといういい笑顔」

この方にとっても永遠の宝物だそうです。

私も幸せな気持ちになりました。

裏表の激しい人もいたそうですが、夢が壊れる気がしたので「それって誰ですか?」と尋ねるのはやめました。


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至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。