お墓

初めて訪れた我が家のお墓の不思議な話
私は親含め親戚全ての人と、疎遠だ。その私が初めて先祖のお墓にいったのは、私が28歳の頃だった。先祖のお墓は、父親が一番最初に貰ったボーナスで建てた。ある島の小高い丘の上に私の先祖のお墓はあった。遠くにギリシャのエーゲ海を思わせる、美しい海が広がっていた。私の先祖は父の代まで、あまりお金の縁は薄かったのかもしれない。父がお墓を建てるまではあちこちにあったようで、それをすべて父が一つの場所にまとめたとの事だ。この事だけでも、先祖の方々みな、父に感謝している事間違いなしだ。

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