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宇宙人を見たのはあれが初めてではなかった。いや、はっきり言えば、物心ついたときから、ある異質な彼らのズレを僕は、敏感に感じ取れるようになっていた。

本当に何気ない風景なのだが、注意してよく見てみると、明らかな違和感を感じずには、いられなかった。何か、不自然で、周りと融合することに躍起になりすぎて、それが裏目に出てしまったような感じだ。そう、無理をしているのだ。

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