移乗の話

移乗とは、、

今いる場所から異なる場所へ移ること。
介護業界ではごくあたり前に使う言葉でありながら介助と介助の間に行う行為である為、一番欠かせない介助といっても過言ではありません。トランスファーとも言います。


今回はそんな移乗のあれこれを話していきたいと思います。

施設、病院での日常生活の中でよく行うのが、
車椅子、ベッド間の移乗です。
1日の全ての行動はベッドで始まりベッドで終わります。
そんな始まりと終わりをより安全により安心できる環境にできたらこんな良いことはないでしょう。
特に全介助での移乗は介助している人にとっても負担のかかる介護です。
腰痛になった介助者も少なくありません。
しかし、福祉用具の普及もあり、介助者の負担は減りました。

こんな福祉用具が使われています。

トランファーボード

要介助者の臀部下にしくことで、スライドしながら移乗ができます。ただこの介助にはスキルがいる為、一度使い方の講習や指導を受けてから使う事をオススメします。

フレックスボード

リクライニング車椅子、ベッド間の移乗に使います。要介助の身体の下に敷き、スライドしながら移乗できます。2〜3人介助で行えますが、こちらもスキルが必要です。

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