コバヤシヨシノリ

漫画家ではありません、イラストレーターをやっております /主に書籍・雑誌などのお仕事で…

コバヤシヨシノリ

漫画家ではありません、イラストレーターをやっております /主に書籍・雑誌などのお仕事で活動中/ http://clipside.net

最近の記事

息抜きのDTM

イラストレーターの要素が唯一スキャナーだけの僕の机。 完全に趣味のスペースとなっております。 学生の頃からギターを弾いており、暇さえあればギターを触っている毎日。 新型コロナウイルスの影響で外出自粛要請が出ている今、何か新しいことを始めようと思い、ひとり作曲をして遊んでいます。 少し音楽の話になりますが、学生の頃からバンドを組んでいて、オリジナル曲を作っており、その頃はMTRと言ってカセットテープに各パートを録音する機器が主流で、僕も安いMTRでデモテープを作っていました。

    • 仕事との向き合い方

      かれこれ10年以上前に父を亡くし最近思うことがある。 そういえば父と仕事のことって話したことがないな 当時はまだイラストレーターでもなく、絵も描いてはいなかったけど、 仕事に対する考えは少なからず持っていた。 けど、父と仕事に対する姿勢や向き合い方の話はしたことがなかった。 サービス業の教訓初めて働いたのがホテルのブライダル装花の製作スタッフ。 結婚披露宴の新郎新婦が座る高砂席のメイン装花やゲストテーブル、その他宴会等の活け込みなどなど。 お客様あっての仕事であり、お客様の

      • 個展を終えて

        個展『アバヨーイ』16日を持ちまして終了いたしました。 沢山の方にお越しいただき誠にありがとうございます。過去最大級の台風接近に伴いギャラリーも1日休業しましたがそれでも多くの方に見て頂けたことお礼申し上げます。 15の春について個展前に少し触れましたが日本には高校のない島が多数あり、子供たちは進学のために島を離れなくてはなりません。 沖縄から東へ約360キロ離れたところにある絶海の孤島南大東島も同じく高校がありません。 島には「ボロジノ娘」という女の子だけの民謡グループが

        • 個展に向けて

          10月11日から16日まで表参道にあるHBギャラリーにて個展を開催します。 テーマは「15の春」 日本の離島には高校がない島が多数あります。 子どもたちは進学のために島を離れ、家族とも離れて高校生活を送らなければなりません。15歳にして自立。 そこには思春期の様々な問題があるのだと思います。 2年前、八重山列島に遊びに行った時、小中学校はあるけど高校がないのに気づき帰宅後色々と調べてみました。中学卒業後家族と離れて暮らす事を知り、年頃の娘がいる父として複雑な思いで15

          インスピレーションを高める方法

          何かを生み出すときのエネルギーを他の事に役立てないものかと考えているこのごろ。 パッと思いつくときもあれば頭をひねってようやく絞り出すときもある。 ひらめく瞬間はいつだって気まぐれ。 僕は想像を膨らませる方法が2タイプあり、 ひとつは誘導型 もうひとつは追い込み型 誘導型は日常の読書から「あっ、あれを描いてみよう」「こんなシーンはどうかな?」とぼんやりと構想が思いつくことが多い。 それを丸と四角だけでもいいから実際に紙に描いてみると、つまらないこともあるし、さらにこうした

          インスピレーションを高める方法

          ラフの役割について

          初めてイラストレーションの依頼が来たのがとてもラッキーなことに装画だった。 装丁塾を修了した直後だったのと、とにかく初めて尽くしの経験だったのでとても鮮明に覚えている。 ラフであってラフでない装丁塾で教わったのは「装画に対してのイラストレーションとは何か」であり、仕事のやり方を習った訳ではなかったので仕事としての手順が分からなかった。 打ち合わせ時にラフの描き方を教えてもらい、自宅に帰り早速ラフに取り掛かり、線画を元に色鉛筆で塗るという形で提出したが、うまく伝わらず線画のみ

          ラフの役割について

          道具たち

          子どもの頃から好きな漫画がある。 大人になっても、そして今でも好きな漫画。 その尊敬する漫画家にファンレターを送るといつも丁寧に返信をくださる。 そんなある日、銀座で個展をされるとのお便りを頂き初日に行った。 サイン会のときに図々しく名乗ったら「あぁ、君だったのか」と言ってもらえて嬉しくて調子に乗り使用画材を聞たところ惜しげも無く教えてくれた。 12色の絵の具 スーパーでも手に入る絵の具を使っていたという衝撃を受けて帰りに同じ絵の具セットを買い現在はそれにグレーを加え僕は13

          イラストレーターとしての時間

          平日の昼間は会社にいる。 それも畑違いの職種。 隠している訳ではないがわざわざ自分から言うことでもないので特に公表はしていなかった。 兼業イラストレーターってやつです。 そこでよく聞かれるのが いつ描いているの? イラストレーターを目指したいと妻に相談した際、家族には迷惑をかけないからと約束したので家族の時間を割くことはしない。 とはいえ睡眠時間の削減は非効率だから空いている僕の時間をイラスト業に使うことにしている。 ただ、夜だけでは時間が足りない。 睡眠時間を確保しつつ

          イラストレーターとしての時間

          はじめまして

          はじめまして コバヤシヨシノリと申します。 漫画家ではありません、イラストレーターをやっています。 フランス版ウィキペディアには同姓同名の漫画家の公式サイトが僕のサイトになっていますが漫画家ではありません。 ブログはかれこれ15年程続けていますが一向に文章力はあがりません。 平成から令和に変わる今、少し自身の生活に変化をつけようと思いnoteに登録しました。 ここではイラストレーターとして僕がやっていること、心に留めていることなどを書いていこうと思います。 はじめに自己紹介