瞬間英作文

『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』 #36

先日、イギリスに10日間行ってきました。ロンドンには何度か行っていますが、今回訪れたのはウースターという街。外国人ばかりの中で1週間の合宿状態になるため、昨年から英会話の勉強をしていました。

「何度イギリスに来ても、この子の英語はよく分からないw」

と思われていることは知っていたので、もう少し何とかしていこうかなと思ったわけですが、結論として。

惨敗でした!泣

理由は勉強とは別のところにありまして、ここでは関係がないので省略し、今日からはわたしが使った英語テキストや本を紹介していきます。

まずは、一番使ったテキスト『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』から。

すでに多くのメディアで紹介されているので、ご存じの方も多いと思います。中学英語レベルの文法を使って簡単な英作文をし、ひたすら繰り返すというトレーニングです。

・お父さんは古い辞書を僕にくれた。
・兄が僕に本を一冊くれた。

こんな感じの例文で使用する単語もやさしいものが多いので、「意味が分からん!」という事態は起こりにくいと思います。文型を叩きこんでいくものなので、例文を覚えた後は自分で少しアレンジしたりしていました。アプリ版もあります。

トレーニングの最初のころは、この文型に「to」はいるんだっけ? 「a」がいいのか「the」がいいのか? といったことで止まっていました。でも、現場ではそんな些細なことで迷うことはなくなります。そこで迷うよりも「言っちゃえ!」しかないから。

ちなみに、わたしの英語力はTOEICでいう600点くらいでした。個人レッスンを受けた時の先生の判定ですけれど。自分では300点レベルだと思っていたので意外だったのですが、大きな問題が2点ありました。

・語彙も文型も知ってはいるけれどアウトプットする際に結びついていない
・外国語モードに脳のチャンネルを切り替えると韓国語が出てくる
(いちおう韓国語は上級レベルで会話ができます)

この2番目が非常にネックで、現実に英語で会話していると混ざる混ざる。だから「この子の英語はよく分からない」となっていたのだと思われます。

たとえば自己紹介していても。

I am Mame.

と言えばいいところを、

I am Mame요.

と韓国語が付いてきちゃうんです。「Yes」と「네」はほぼ毎回間違える。先生と会話していて、思わず先生が笑い出してしまうくらい混ざっていました。

これをなんとか切り分けて、語彙を増やしつつ文型を覚えることが半年間の目標でした。

繰り返し練習は飽きてしまう可能性がありますが、けっきょくこれに尽きると思います。「あらためて英語の勉強をしようかな」と思ったときは、ぜひこの本を見てみてください。


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