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やるんなら始めちゃった方が早い

いま、オフィスで流行っていることがありまして、それが、

「結果にコミット!」

というかけ声です。
なにかというと、エレベーターを使わず、階段で上り下りするという行動を指すのですが、これが意外と気持ちいい。

オフィスは8階にあるので、運動としてはけっこうキツイ部類に入ります。(と、思います)
最初の頃は、1コミット(階段を使った1往復のこと)しただけでゼーゼーしていましたが、今では1日平均3コミットできるようになりました。5コミットしてしまうと、途中でつまずく可能性が高くなります……。

誰かのためならできる

きっかけは、同僚の結婚式です。
一か月後にハワイで挙式予定の同僚は、「長年、自分の身体を甘やかしてきました」と自称する体型です。おやつも大好き。運動ってなんですか?というラブリーな子です。

そんな彼女が結婚式で着るドレスのために14kgのダイエットを決意。ファスティングしたりエステに通ったりの追い込みに入っており、わたしたちも何か手伝えないかなと思ってスタートしたのが、「結果にコミット!活動」です。

チームメンバー6人のうち、4人が「ダイエットした〜い」と言いつつ始められないという意志薄弱な女子たちです。
そんなメンバーが、「誰かのためならできる」と活動をスタートさせ、継続できているということに、あらためて感動しました。

「階段を使ったなら、3分までの遅刻は許す」というお達し。
夕方、誰かが「おやつ食べた〜い」と言えば、「食べてもいいけど、プラス1コミットね」というつっこみ。
活動について社内のあちこちで語っているので、エレベーターに乗ろうとすると「え?」と追い込んでもらえる。

もちろん強制ではないので、体調が悪かったり急いでいたりする時はエレベーターを使いますが、この2週間ほどでいい感じのチームワークができてきた気がします。
今日はちょうど1階で会った社長と一緒に階段を上りました。

「誰かのためならできる」という始めやすさはもちろんありつつ、それよりも。

本気でやるなら、始めちゃった方が早い。

「いつか」「できれば」「この忙しさがひと段落したら」
そんなことを言っていたら、スタートの日は永遠に来ない。
これはダイエットだけではなく、勉強でも運動でも節約でも、すべてに共通でしょう。

自分のスタートは自分で決めたい。でも、「誰かのため」という要素が加われば、ちょっと始めやすいかも。
そして、目標を口にすることの重要性を再認識しました。

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