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有効求人倍率の謎

ハローワークの求人数が減少したという。有効求人倍率(意味がよくわからないが)も何ヶ月か連続の減少だそう。それでも100%は超えている。(働きたい人より、働いてほしい会社の方が多いっていうことね)

嘘でしょう。この4月より、200社近くから拒絶されてきたみみずとしては、全く納得がいかない。

皆様ご承知の通り、ハローワークの求人は空求人が多い。応募しても履歴書が間髪入れずに送り返され、電話すると「もう決まりました」と言われる。そのくせ、ネットを見ると、「○○名、募集中」とか出ている。

「募集掲載、前回と同じに出しておきますね」「心配しなくていいですよ。実際応募があったら、断っちゃって結構ですから」「こっちもいろいろノルマとかありましてね、長いお付き合いじゃないですか、よろしくです」「そこんところ、何とかご協力お願いしますよ」「ありがとうございます。何せ、掲載料はタダですから、会社にご損はありませんので」

有効求人倍率、わずかでもいいから「1」を上回る、のが至上命令だったのではないか。ハロワの求人数は、いったいどこでカウントしているのか。第3者機関とか、誰かきちんと確認してます?お手盛りじゃないって、どなたか証明できます?

「1」を上回ることで、暴動の発生は抑えることが出来るだろう。

「そうか、選り好みさえしなければ、就職できるっていうことね」「私に働き先が見つからないのは、働き口が少ないからじゃなくて、自分のせいかも」「他の人は、きっとうまく勤め先が見つかっているのね」「景気のせいじゃなくて、みんな自分が悪いのね」

冗談じゃない!

仕事の見つからない大勢の人を連帯させてしまったら、大ごとになると思っているのかも。その通り、大ごとになるでしょう。現在、仕事を失った人がどれだけいることか。シャッターが降りたままの店、看板のなくなった会社、形は前と同じでも、めっきり人の出入りの消えた建物など、周り中至る所スカスカしている。

景気が悪いという事実を大声で言ってほしくないわけね。世の中の安定を保つためとかなんとか。

ハロワの数字など、全く信用ならない。アメリカの大統領選挙の投票以上に疑惑?????。

本当に求人の状況/失業者の状況を知ろうとするなら、なぜ民間のデータを使わないのか。身銭を切って募集広告を打つ民間の求人情報は、出しっぱなしでも痛くもかゆくもないハロワと違い、金銭的裏付けがある分、信用できる。

景気現況や、景気予測、決まってハロワの数字が引用されるが、それは作為が容易だからではないだろうか。政府の、政府による、政府のための情報。中国政府の発表するコロナ情報程度の信憑性。中国の場合、国民自身が政府の情報を眉唾と思っているけれど、日本はどうなの?

モヤモヤが晴れない。

そうだ、今日は掃除もするんだった。


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