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お酒とともに

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2019年10月の記事一覧

獣になれない私たち倉庫

獣になれない私たち倉庫

獣になれない私たち
2018年10月期、NTV水10ドラマにて放送したオリジナルドラマ。獣のように生きられない大人たちがクラフトビールバーを舞台に繰り広げる、ラブかもしれないストーリー。全10話。第56回ギャラクシー奨励賞、第37回 向田邦子賞受賞。
公式サイト 公式Instagram 公式Twitter Wiki(非公式)

■脚本
▪️獣になれない私たち シナリオブック(河出書房)
カットにな

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未来は常に過去を変えている

未来は常に過去を変えている

「マチネの終わりに」という小説を読んでいる。半分くらいまで来たところだ。明日公開される映画も観たいと思っている。

たった三度出会った人が
誰よりも深く愛した人だった

キャッチコピーにぐっと惹かれ、早く読み切りたいとページをめくっているけれど、読み終わってしまいたくない気もする。天才クラシックギタリストの男性・蒔野と、国際ジャーナリストの女性・洋子の、40代での恋。芸術や生と死、たくさんのテーマ

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人生は、選んだものでできている

人生は、選んだものでできている

「たしかに、そうかもしれない」と私は思う。そう言われてみれば、私も人生一度はゴールデンレトリバーと暮らしてみたい。と思ったことがある気がする。

たとえば、大きな庭付きの戸建てに住んで、庭でゴールデンレトリバーが気持ちよさそうに芝生の上を走る光景。しあわせ、の具現化みたいな景色だ。どこかの映画や、漫画で見たのだろう、きっと。

でも、ゴールデンレトリバーと暮らすことを、いざ本格的に実現しよう、と思

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「ほんとうはもっと与えられるべきだった」と無根拠に思いこむ人間の恐ろしさ  映画『ジョーカー』

「ほんとうはもっと与えられるべきだった」と無根拠に思いこむ人間の恐ろしさ  映画『ジョーカー』

 ※ トッド・フィリップス監督の映画『ジョーカー』の内容に触れています。また、当然のことながら、あくまで個人の感想文にすぎないものです。

 この映画の主人公であるアーサーはコメディアンの仕事で細々と収入を得、福祉の補助なども受けながら身体が不自由な母親の介護をして暮らす青年だ。彼がこのたびの「ジョーカー」、今まで何バージョンものキャラクターが提示されてきた伝説のヴィランの最新バージョンである。彼

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後天的にポジティブさを獲得する方法

後天的にポジティブさを獲得する方法

やっぱポジティブ感情に溢れた人生のほうが幸福でしょ!と、ぼくは信じています。

そしてポジティブ感情は伝播するので、僕のまわりにもポジティブな人がより増えたらうれしいです!なので楽しく生きたい人の参考としてこのnoteを書いておきます!

ポジティブさとは考え方のクセみたいなもんです。

なので人により差はあると思いますが、テクニックとして、ポジティブさはある程度後天的に獲得することができると

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結婚して良かったこと

結婚して良かったこと

2019年7月14日、32回目の自分の誕生日に私は入籍した。

最近周りからよく「結婚してどう?」と聞かれるので、改めて考えてみた。そしたら何だかとても大事なことが見えてきたので、この先夫と大喧嘩したり夫を嫌いになりそうになった時のために記録しておこうと思う。笑

きっと5年後、10年後、30年後は違うことを思っている。だから今の気持ちを記録しておきたい。

−結婚がイメージ出来ない女家族、友人か

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私は泣く

私は泣く

ときどき、私は泣く
ただ自分が人間であることを確かめるように
ただ、泣く
感情の手綱を握り直すように
ただ、泣く
大丈夫、私は泣ける

ときどき、私は怒る
生を諦めていないことを確かめるように
ただ、怒る
人生に未練を残すように
ただ、怒る
大丈夫、私は怒れる

人として大事なものはたぶん、喜びでも楽しみでもなくて

どれだけ泣けるか
どれだけ怒れるか
なんだと思う

自分のために、人のた

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生まれて10000日目のこの日に。

生まれて10000日目のこの日に。

「誕生日って、私にとっては特別だけど、私以外の誰かにとってはただの平日だよね。」

友人の一言がゆっくりと頭の中で反芻される。
確かに、誕生日なんて周りの人にしてみればただの平日。
知らなかったらお祝いしようがないし、知っていても友達の誕生日を全員分覚えている人なんていないと思う。

それでも、誕生日になったら、どこからともなく友人からメッセージが届く。
昔から毎年欠かさずメッセージをくれる親友や

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自分の天職について

自分の天職について

「自分のしたいことが見つからない」

という問いはどの人も抱いたことがあると思いますし、「好きなことを見つけるのにどうした良いのだろう?」とか、そういうのも真面目に考えるとけっこう難しかったりします。

今回、「仕事」というものに限定して「自分にとって天職となり得る仕事に就くためには、どういう感覚が必要なのか」についてお話していきたいと思います。

「許せない」という大事な感覚
突然なのですが、僕

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