北斗七星

傍と私を楽にするためにはたらく

はたらいて1か月が終わり、研修が終わりました。

はたらく目的

研修では目の前のことにいっぱいいっぱいになり、その先のものを見失っていました。
私は今の会社に「イキイキ働く人を増やしたい」「バリキャリ(バリバリのキャリアウーマンの略)になりたい」と思って入社しました。

これが私のはたらく原点です。
けれど、実際働き始めてみるとそこまで見れなくなるし、振り返れなくなりました。

というよりは、「イキイキ働く人を増やす」っていうのはある意味就活を乗り越えるために作った言葉で、実際その社会をイメージできているかと言われたらできていません。もちろんそういう社会を作りたいというのは変わっていませんが。
それに「バリキャリ」にどうやったらなれるかもわかりません。

私が私を好きでいるためにはたらく

先日私がボランティアで手伝っている場で初めて自分でイベントを企画しました。
私はそのイベントをやっている方が「イキイキ働く人を増やす」ような気がしました。
直接そういう言葉ももらえるし、自分の経験にひもづいているからこそ腑に落ちているから。

それに、この一か月間はこの場とこのコミュニティがあったから頑張れました。

でも、その場に貢献できる力が私にはまだありません。
だから、その場に貢献できるためにはたらこうと思いました。

私が私を好きでいるために、安定させるために、楽しくはたらくために、その場は必要であり、私がその場に貢献するためにはまだ自分は未熟であるから、成長するためにはたらく。

人生を楽しくするためにはたらく

よく社会人になると「学生に戻りたい」という言葉を聞きますが
私は働き始めてからそう思ったことはほとんどありません。

私は学生のときからずっと何かに影響を与えたい、社会の役に立ちたいと思っていました。
そういう実感を持てているときが楽しいからです。
だから、休日関係なく、インターンをしたり、バイトをしたり、ひたすら動き続けていました。
自分でとりにいかないと探しに行かないとなかなか見つけられなかったからです。

でも、社会人になると休日しっかり休んでも、平日になれば自分が社会に貢献できる実感が得られる場があるし、支えてくれる人もいるし、刺激を与えてくれる仲間もいる。

私は毎週一回は社外の人と会っていました。
大体一言目に「仕事どう?」って聞かれるのですが、
「大変だけど楽しいです」と即答していました。

ある人に影響を与えるためにはたらく

確かに「イキイキ働く人を増やす」ことをかかげても
それが実感として得られることはなかなかありません。
世の中の人に聞くわけにもいかないし、そもそもイキイキってなんでしょう。

だけど、たったひとりでも、自分がはたらいたことで
変わってもらえたら、イキイキしてくれたら、
そのときはきっとほかにもたくさんの人が私からの影響を受けている、
と思うのです。
具体的に「この人に変わってほしい」「この人にこういう言葉をもらいたい」それをイメージしていることでより多くの人に貢献でき、社会の役に立てている。

ちょっと現実的な話をすると
マーケティングのペルソナとか、
前にいつかの記事で隠居系男子の鳥井さんも
たくさんの人に読まれる記事を書くためにはある人に読んでもらえるように
書いた方がよいと書いていました。

期待に応えるためにはたらく

昨日4月の振り返りを知り合いとしていて、
私が話している中で頻出していた単語が「期待」という言葉でした。

ひとつ目は対自分への期待。
私は他人と比べないために、自分の過去や自分の期待を比較するようにずっと心がけていて、最近それができるようになりました。
目標設定をするようにしていて、そうすると必然的に自分に期待をすることになります。

ふたつ目はひとからの期待。
先日配属が決まった後に色々な社員の方に「期待してるよ」という言葉をかけていただきました。

今はこのふたつの期待はエネルギーになっています。
昔から「期待に応える」ことが私のがんばり方のひとつでした。

でも、もし応えられなかったら?

応えられなかったときのためにがんばる

私はその「応えられなかった」ときにそなえて頑張り続けています。
応えられなくても、期待している人たちが、そして期待していた自分が
「頑張ってたし、仕方ない」と思えればいい、と。
もし、応えられなかったときにそもそもがんばっていなかったら、
ひたすら後悔する。そのときの後悔している自分を想像して、そうなりたくないよね、じゃあがんばろう、と背中を押しています。

でも、それって逃げ道なんじゃないか、と思う人もいると思います。
「応えられなかったら」なんていう仮定をせずに「応えるのが当たり前」と言われれば、私の考え方は言い訳です。

でも、それが逃げ道だから、といって仕事への向かい方が変わるかといったら
変わるわけでもない。

前提として「期待に応えられない、でもとりあえずがんばる」なら、
逃げ道であり、あきらめですが、
「期待に応える。そのためにがんばる。万が一応えられなかったときののためにもがんばる」ならいいんじゃないか、と思うのです。


ちょっとでも、あなたの心にひっかかったら。