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2023年くらげミュージック大賞

どうも。
くらげです。

みなさん健やかですか?
私は健やかです。そう、”転調”と“跳びポ”があればね。

年の瀬になり毎年恒例のこの時期がやってまいりました。
まあnoteを書くのはこれが初めてなんですけどね。
ということで健やかにやっていきましょう。

レギュレーション


▼選出される楽曲は2023年1月1日から2023年12月31日までにリリース(デジタルリリースも含む)されたものに限る
▼先行配信(CDリリースの予定があるもの ex)きっと、青い )は対象外
▼リマスター ex)プロミスザスター’23 も対象外
▼できる限り音源から読み取れる部分で判断する(MVや振り付け、ライブの出来など考慮すると全部蓮ノ空になります※誇張)

では早速10位からやっていきましょう

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10.今日も君の夢を見たんだ / ≒JOY

作詞:指原莉乃
作曲:本多友紀
編曲:脇眞富

≒JOYの5th Songであり、超がつくほどの王道青春アイドルソング。ギター×ブラスの眩しいくらいの青春感、アイドルソングはこれでいいんですよ。転調も跳びポもあることですしね。

むちゃくちゃ前向きで背中を押してくれるような歌詞も注目ポイント。
なりたいんだ 輝く人の原動力

余談ですが、僕の推しこと大西葵さんの歌声がばえまくってます。聴いたことない人はどの歌声が大西葵さんか予想しながら聴いてみてください。よろしくお願いします。


9.隙間風よ / 櫻坂46

作詞:秋元康
作曲:A-NOTE•S-TONE
編曲:A-NOTE•S-TONE

櫻坂46 7thシングル『承認欲求』に収録されているカップリング曲。アンニュイな雰囲気をまといながらも、力強いサウンド、櫻坂のアイデンティティとも言えるアコースティックギター、サビの爆発力で全体的な勢いを持った1曲。

Aメロ→Bメロ前半→ポエトリーリーディング→Bメロ後半→変拍子転調→サビ
という構成。ポエトリーリーディング→Bメロ後半の流れがめちゃくちゃ好き。

DOLLCHESTRA楽曲オタクへ
むちゃくちゃオススメです。
絶対後悔させないので聴いてください。
ぼくより


8.アイデンティティ / みらくらぱーく!

作詞:ろさ
作曲:大熊淳生
編曲:大熊淳生

103期9月度Fes×LIVEにて初披露されたみらくらぱーく!の伝統曲。みらくらの伝統曲に和ロック持ってくるのは偉すぎるだろ…

これだけ和ロック要素を前面に出したメロディなのに、歌詞や歌声のブーストを受けてゴリゴリの2次元アイドルソングに仕上がってるのがすごい。
イントロのリフがサビメロになってる楽曲だいすきクラブとしても最高の作品であると言わざるを得ない。落ちサビからラスサビにかけての展開と突然暴れ出すリードギターが大好きポイント。

余談ですが、かなり強力なワオ部


7.天使は何処へ / ≠ME

作詞:指原莉乃
作曲:Kijibato
編曲:Kijibato

≠ME 6thシングル表題曲であり、これまでとは大きく路線を変えたムキムキの四つ打ちソング。そして跳びポの温床となっている。その数驚きの15回。すごいぜ。

地下にありがちなアイドル四つ打ちソングとは格の違う音のまとまりがあり、"意地"を見せつけられる。
どこがお気に入りとかではなく、曲としてのまとまりや完成度がとんでもないことになっているので何度聴いても飽きない。
AppleMusic再生回数堂々の4位(1位まほろば2位フラジール3位後ほど)でした。
来年も無限回聴きます。


6.Glorious Moment! / ナリタトップロード (CV.中村カンナ)、アドマイヤベガ (CV.咲々木瞳)、テイエムオペラオー (CV.徳井青空)

作詞:松井洋平
作曲:三好啓太
編曲:三好啓太

アニメ「ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP」の主題歌。ウマ娘のOPと言えば転調ですが(そうなの?)、例に漏れずこの曲もめちゃくちゃ転調します。レースの波乱を転調で表現するウマ娘楽曲、好きに決まってんだろ。

とにかくサビの入りが最高。ブレイク、ギター、歌詞、短三度転調にグッと惹き込まれ、サビ中での加速のような転調、てんこ盛りすぎる。
2番だけBメロが転調するタイミングに跳びポが生えてくるのも最高のアクセント。

ほんでアウトロが本当に素晴らしい。イントロのメロディに歌詞つけるアウトロが本当に好きって初恋の棘を知った時からずっと言ってるから。(厳密にはちょっと違うけどね)


5.Dream Believers / 蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ

作詞:畑亜貴
作曲:渡辺拓也
編曲:渡辺拓也
弦編曲:渡辺拓也•真部祐

アプリ「Link!Like!ラブライブ!」主題曲。
感情込み部門だったらぶっちぎりの優勝です。

あまりにも主題歌として完成されすぎている1曲。今どき感もありつつ、確かな"ラブライブ!"としての芯を感じる。ラブライバー特攻がモリモリである。
サビ前とサビの折り返しで使われてるコード進行が大好きなんですけど、まだ激浅学なので何が起こってるのかは分かりません。

2023年No.1の跳びポを搭載している。


4.真夏のユーレイ!! / Merry BAD TUNE.

作詞:甘噛
作曲:甘噛
編曲:RYO-P・甘噛

Merry BAD TUNE.という今年TIFで初めましてしたアイドルからの選曲。夏のアイドルソングはこれです。ドレミソラシド超えました。
ちなみにこれが再生回数3位です。

とにかくギターのフレーズが素晴らしい。こんなにどハマりするフレーズなかなかない。
爽やかさ、儚さ、鮮やかさ、初々しさ、大胆さといった夏アイドルソングに求められる全てがここに詰まってる。
アイドル=青春=夏=真夏のユーレイ!!

さらに追い打ちをかけるようなラスサビの転調。どうやったらこんなにタコマサイせざるを得ない曲が作れるんですかね。

さらにさらに追い打ちをかけるアウトロの猛烈なギターとアルペジオの余韻。本当に最高です。

同グループから『ボクらのBAD TUNE.』と『未完成ナイトライダー』も激推ししておきます。是非。


3.唱 / Ado

作詞:TOPHAMHAT-KYO
作曲:Giga・TeddyLoid
編曲:Giga・TeddyLoid

9月に配信されたAdoのデジタルシングル。ユニバのホラーナイトで主題歌に起用されダンスが激バズ。流石に全員がサビを聴いたことあるだろって曲。
かなりミーハーっぽい選出になってしまったが、そんなのどうでもいいくらい好き。
サビだけ知ってるわ。って人にこそ是非聴いて欲しい。2番がめちゃくちゃいいです。

これぞGiga・TeddyLoidという感じのブリブリムキムキの四つ打ち。あまりにも音のまとまりが良すぎてこの曲の後に他の曲を聴くと1段下がって聴こえてしまうくらい強力なのてあえて聴かないようにすることもある。


2.眩燿夜行 / スリーズブーケ

歌詞:ケリー
作曲:小野寺祐輔
編曲:脇眞富

103期6月度Fes×LIVEで披露された楽曲。
聴くだけで涙が出る。あまりにも好きな曲すぎて。

まず歌詞がすごい。詩的とかいう次元を超えてる。難しい言葉は使ってないけれど比喩表現で情景を鮮明に描写しつつスリーズブーケらしさを演出しているのが凄すぎる。
「水面を駆ける光の波紋 銀河に石を散りばめた夜に願い事を」って歌詞が特にお気に入り。"星"とか"天の川"とか直接的な言葉を使ってないのに満天の星空と川沿いの風景が思い浮かぶ。何食ったらこんな歌詞かけるんだ。

そしてメロディも凄い。脇さんのゴリゴリギターをイントロで使わず滑らかに歌詞に入り、その後も少ない音でABを展開することで静かな夜を演出しつつサビに向けた盛り上がりで加速、サビで爆発、そして間奏にしっかりとしたゴリゴリギター。凄すぎる。
そしておなじみの2サビには余韻を作らずヌルッと入ることでアクセントをつけるやつ。これ大好き。
んでCメロがしっかりと落ちサビ前の助走として機能しすぎて、「きれいな夜だね」。
これはもう跳びポがどうとか言ってる次元じゃないです。
そして過剰なギターで終わることなく余韻で終了。これが夏の夜の儚さ。すごいぜ。

個人的に展開の一部にめちゃくちゃ『まほろばアスタリスク』を感じるので『まほろばアスタリスク2』だと思ってる節があります。まほろばは知ってるけど眩燿夜行は知らないオタク、今すぐこれを閉じて聴いてきなさい。


1.光の中へ / 結束バンド
作詞:藤森元生
作曲:藤森元生
編曲:三井律郎

栄えある1位は
5月にリリースされた結束バンドの2ndシングルである『光の中へ』。作詞作曲がSAKANAMONの藤森さん、編曲はおなじみの三井律郎さん。この組み合わせがあまりにもぼっち・ざ・ろっくとして出来上がっている。

なんと言ってもギターが素晴らしい。本当にありがとうございます。あのバンド演奏前に後藤ひとりがアドリブで弾いたフレーズを新曲に取り込むとか、思いついた時めちゃくちゃニヤニヤしただろうな。俺だったら3日間くらいニヤニヤするもん。

1番ももちろん凄いが、2番からの展開があまりににもオイシイ。落ちサビのキメが最高すぎる。こんなにもラスサビに向けてボルテージをグン上げしてブレイクで突入したら最高に決まってるだろ。

他にも言語化できないポイントが山ほどあるんですけど、X(旧Twitter)のオタクによると「じんっぽい」「カゲプロ感ある」みたいな意見を散見し、もう遺伝子レベルでそういうことなんだな。となっております。言語とかじゃなくて、遺伝子で好き。

結束バンドって素晴らしい。また単独やってください。次は必ず行きます…

あと、SAKANAMONさんの方からもセルフカバーが出てるので是非聴いてみてください。もっとバンドらしい音像になっているし、雰囲気も全然違います。編曲ってどんなことしてるの?みたいな疑問を持ってる人にも是非聴き比べて欲しいですね。

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以上

今年は本当に豊作で決めるのにガチで1週間くらいかかりました。

ほぼ全ての曲に転調か跳びポが搭載されており、馬鹿の一つ覚えみたいに転調だ跳びポだと騒ぎ続けた甲斐はあったようですね(?)

来年はもっと"楽曲解説!"みたいなことが出来るように勉強に励みます。

ではまた来年お会いしましょう。
良い楽曲ライフを。

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