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39歳からのスケート記録 #10 感謝

これは40手前から、自分らしい人生を探しにいった男の備忘録。
ゼロからスケートを初めて4カ月ほど練習を重ねた。
前回は、その後リンクが夏季閉鎖され、自身の資格取得に向けた勉強で練習頻度は格段に落ちたものの、日々出来ることに向き合ったところまで。

1か月ぶりのリンク

午後の仕事の予定が突然なくなり、急に時間が出来た金曜日の午後。
スケートをしたくて溜まらなかった自分の機嫌をとるため、強行軍で練習に行ってきました。

場所は日光霧降アイスアリーナ。初めて行きました。
15時半には閉まってしまうという営業時間の短さが残念ではあったものの、久々のリンクはやっぱり気持ちよかったです。

ここはアイスホッケーの「H.C.栃木日光アイスバックス」のホームリンクでもあります。アイスホッケーはまだテレビでしか見たことがないものの、迫力があって面白そうだなと思います。

リンクはそのアイスホッケーで使ってるからなのか、初めて経験する「ゴツゴツ」感でした。単に整氷作業されていなかっただけかもしれないですが。

基本姿勢

なじみのベテランスケーターさんと久しぶりに再会し、いろいろとお話をしているうちに、基本姿勢の大切さを思い出しました。

  • 重心が乗る膝を曲げる。

  • 背筋を伸ばす

これら2つのポイントだけでも、出来ているつもりで出来ていなかったなぁと学びになりました。膝に乗っていたつもりが、まだ十分に体重を乗せられていなかったですし、意外なほど、背筋が伸びているつもりが、まっすぐ伸びていないことに気づきました。

これらに気づいた後のスケートは、滑り心地が良くて、自分が上手くなったような気すらしました。これを自分のものにするため、営業時間の終了まで滑り込みしました。

noteでも、フォローさせていただいている記事に同じことが書いてありました。いい時代になりましたね。ソフトボールのピッチングを始めたころは、中学生だったってのもあるけれど、図書悪寒で借りた本から以外は誰からも何もアドバイスなり情報が無かった。
こうやって気づきを与えて下さる人たちに感謝したいな、と思いました。ありがとうございます。自分の力だけではどうにもなっていなかったはずなので。

課題の整理が必要

3年後に1回でも良いから、ダブルアクセルを飛んでみたい。

そんな目標を立てて、なかなかレベルアップが出来ずにいるけれども、目標を立てた以上は、最初に登るべき山を見つめなければいけない。

できるだけ練習をしているつもりではいるものの、それで出来ることなら苦労はしないということで、最初の登るべき山である、バッジテストの初級をいよいよ考えてみようと思いました。

バッジテスト初級

バッジテストは、基本的に以下の3つで構成されているようです。

  • エレメンツ

  • ステップ

  • フリー

このうち最初の関門である初級は、エレメンツのみ。1,2級が1回転のジャンプ、3,4級が2回転のジャンプ、5級でダブルアクセルが課題に入ってきます。

なので、「3年で4級まで行きたいな」という事なんですが、ほかの方のお話を伺ったり、ブログなんかを拝見して、6年目でやっと初級にチャレンジなんて話も伺うので心配にはなりますが…、それで恐れおののいても始まりません。

全体像を知ったうえで、一番近くに設定すべきゴールである初級の内容を確認します。初級の課題は、

  • ハーフサークル (フォアイン、フォアアウト、バックイン、バックアウト)

  • クロス滑走 (フォア、バック)

です。このうちハーフサークルは、文字通り半円を描くように、フォアまたはバックで、それぞれインサイド・アウトサイドのエッジで滑るもの。

今の私には、厳密にはダメなところもあるかもしれなけれど、フォアはなんとか出来そう。バックはまだ全然というレベル。そしてクロス。

これが確実に、きれいに出来ないと、この先もレベルアップが難しいんだろうなという先入観がありましたが、それは間違ってなさそう。そして、難しい。

いまのところ、フォアのクロスは右回り左回りとも、ちょっとずつ出来てきだしたというレベル。ただ、軸足の前でなく、隣に自由足を持ってくるのは出来ていないですし、ここを普段から意識して練習中です。仕事の前の体操の時も、ちょっとやってみたり。

3年でダブルアクセルの目標は、なかなかぶっ飛んでるのかなと思わなくもないのですが、今朝はこんな記事を読んで、勇気をいただきました。25歳からテニスを始めて、プロとして世界ランクをゲットされた市川さんのニュース。

有意義な練習をしよう

こう考えると、最初の山のバッジテスト初級を早くクリアしたい。
限られた練習時間を有意義に使わないとと思うし、そのための手段として、スケートノートを付け出しました。大学生の時の部活で、ソフトボールノートを書いて以来。なんだか懐かしい感じがします。

ひさしぶりにノートを書いてみると、この「今何が出来ていて、何が出来ていないのか、次にどうすべきなのか」を真摯に向き合うのって、仕事をしている上でも、子育てにしても、人生あれこれ全般でなかなか出来ていないなと思い返しました。

有意義な練習をしたいですし、実りある人生を生きたい。
そんな振り返りが出来ました。それもまた、感謝。

別で書いている、中小企業診断士の試験準備もあるので、次回の練習日は未定ですが、早く地元のリンクが再開して、練習しやすくなると良いな。

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