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絵本選びと食選び

今日は「絵本選び」のお話。
違うジャンルのようで、食選びと絵本選びって地続きの共通するテーマだといつも感じています。

我が子にプレゼントしたい、絵本と食の共通点

去年の夏出逢った、絵本屋の南と華堂さん。
店主の井上さんが娘の興味を観察しながら、絵本を丁寧に選んでくれ、その時教えて頂いた、良質な絵本を選ぶ意味、絵本が育むもののお話がとても興味深くて。

その時の訪問記はこちら↓

動画時代にこそ絵本

小さな子供がいかに世界と出会っていくか。
その時に、どんなものに出会わせることができるか。
それがきっとその人の基礎を作る。

世は動画時代。
流れてくる動画をポンッポンと取捨選択するほどに、好みの動画がどんどん入ってくる。
尺も短く、テンポも早く。
わかりやすい刺激に子供は「ハマる」。

待っていれば次々にやってくる刺激に慣れると、絵本が退屈に感じてしまうかもしれない。
だけど自分のペースで向き合い考えながら楽しみ方を見つけていく工程こそがきっと、この激動の時代に必要な、自分自身の本当の好きや得意や興味の種を育んでくれる。

味覚と絵本

「味覚の話と似てるよね。」
と井上さん。
「刺激が強いものを先に与えると、刺激に慣れて、強いものしか受け付けられなくなる。じっくり味わうことができなくなるでしょ。」

わかりやすいおいしさや刺激に子供は夢中になる。
でもそれに慣れてしまうと、本来のほのかな美味しさ、繊細な風味の違いを感じ楽しむことができなくなる。

いつか年頃になって、華やかな刺激に走る日がくるとしても。
世界との初めの一歩はゆっくりじっくり、考えながら、味わうことを伝えたい。
絵本も、ごはんも。

ママたちに届けたい!

子育てに大切なことをギュッと詰め込んだ言葉で教えてくれる井上さんのお話を、たくさんのママに聞いて欲しくて。
井上さんと一緒に講座を企画しました!
小さなお子さんを持つママ、妊娠中のママに聞いてほしい。

知って選べば、どれも正解!
今日も楽しい食選び、そして絵本選びを!

まだコロナ禍の風ふく去年の夏。心がするっと解ける素敵な空間「南と華堂」さんとの素敵な出会い。



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