見出し画像

エッセイ カルガリーで双極性障害51 なかなかお遊びの域を出ない、私の英文小説と、春はハイになりやすいこと。

☆写真は水曜日にミーティングをやっているカフェ

カルガリーは緯度が高くて冬が長い。10月から4月までが冬。そろそろやっと春が来てるんで、なにが起こるかというと、この時期ハイになる人が多い。私もずっとヤバいハイで、そのエネルギーを書くことで燃やしている。

この間私が書いたふざけた短編小説、タイトルは忘れた。あれなんか、今見たら相当メチャクチャだと思う。凄いスピードでプロットなしで400字詰め原稿用紙96枚を一週間以内に書いたから、クオリティーはよくない。まあ、ハイだったから許してもらう。タイトルが思い出せない……。『生まれつき機嫌が悪い』だった。まあ、書きたいことは書けたから、本人はスッキリしたけど。真面目に読んだ人は気の毒かも。

関係ないけど、村上龍は『限りなく透明に近いブルー』を一週間で書いたらしい。

では我々、双極性障害のピアサポート、OBADのこと。 

英語のサイト

毎週月曜日と木曜日の、夜七時から九時までが、メインのピアサポートミーティング。それは大きな病院の立派なミーティングルームで行われる。ファシリテーターがいて、みんながその週に起こったことなんかを順番に話し、質問をし合ったりなんだり。

私の行ってる水曜日のピアサポートというのは、あんまり宣伝してないんで、いつも仲のいい人達が集まって、適当にお喋りをする。場所もお洒落なカフェ。隔週で、さっきと時間は同じ。もう何年も欠かさずに来てる人もいるから、役には立ってるんだと思う。

私はそこで友達に日本語を教えて、その代わり、彼に私のふざけた英文小説を添削してもらってる。ミーティングの一時間前に来て二人でやっている。

それはいいんだけどさ、みんなに英語の小説は、高校の英作文程度の英語で書ける、とか言ってた割に、やっぱり英語は奥が深いと分かってきた。その友達は日本語は片言以上、流暢以下くらいで、結構できる。彼にこないだの『Convenience Stores in Tokyo』で指摘されたのは面白かった。

「この文章は、文法的には間違ってるけど、いい文だから直すな。」とか、「この間違いは日本語っぽくて面白いから直すな。」とか言われた。それは、「I pick up the most expensive wine.」という所で、ほんとは「up」はいらないんだって。でもそれを付けると日本語っぽくて面白いんだって。

奥が深いんですよ。実はまだ二ページ半の、ショートショートもいいとこくらいのを、二作しか書いてないんだけど、なにが変かといって、私が投稿している、ベルリンに本部のある、Inkittという小説投稿サイトだけど、どんな短いヤツにも必ず表紙をつけないといけない(私みたいに、あんだけ短いのを投稿するヤツは多分、他にはいない)。

Inkittのサイト。これを見れば世の中の表紙デザインの酷さが分かる。

それで、私なんてそんなグラフィックデザイナーでもなんでもないのに、立派な表紙を創らないとダメで、しょうがないから今は、原始的なMS Paint とPhotosを使ってやっている。Wordでも結構色々できるらしいんだけど、私は持ってないんで。他のソフトは知らない。

だからね、二ページ半のふざけた小説を書くより、表紙を創るほうがよっぽど大変。あの渋谷の写真のやつなんて、小説書くより時間がかかった。やり方よく分かんないし。あれ、私が渋谷で撮ったんだよね。まあ、いいけどね、楽しいから。バカみたいだけど。でも、できたら凄くヤッター! と思って嬉しい。だから私のマイページに、あんなにアホらしくでかく載せている。他意はない。

Inkittはサイトに出す前に、ほんとにスタッフが読んで承認のメールをくれる。今のところ二つともOKだったからよかった。ピアサポートのメンバーが言ってたけど、ドイツ人は私の小説みたいな、変態っぽいエロいのが好きなんだって。(そもそも大っぴらにEroticaのカテゴリーがあるとこが凄い)それに聞いた話だけど、ドイツでは、BLが読まれているらしい。

これからもこの調子で作品を増やしていきます。英語、頑張る。同じ間違いを二度としないように気を付けようと思う。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

15

千本松由季 Official Blog

小説書き。生きづらかった日本を脱出して単身カナダへ。恵まれた自然の中でプロを目指して執筆中! 書いた作品は70作以上。短編はマガジンにまとめました。長編はこちらから⇒ https://ehappy888175296.wordpress.com/

エッセイ カルガリーで双極性障害 2019年

カナダで双極性障害と診断された私が奔走する様子。

コメント2件

変態エロ好き、BLもいける… ドイツ・マーケットは千本松さん向きですね!
そうそう。Inkittに出会えてよかった。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。