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エッセイ カルガリーで双極性障害60 具合が悪いぞー!

☆写真は我らのカルガリータワー。

ひと月試したデパケンをやっと医者が諦めた。効かないというより、もっと自殺願望と不安感が増した。身体の疲労も半端じゃない。私のナースは薬屋に電話までして、「デパケンは16時間で身体から抜けるはずだ。」と、昨日死にそうになって現れた私に怒っていたが、抜けないものは仕方がない。

止めてから4日経つ。多分デパケンで破壊された部分の脳が、まだ回復してない(?)。

デパケンを足したために、二種類、長年飲んでいた薬を抜いているから、この先、なにが起こるか心配だ。小説が書けなくなったら辛い。

こないだ誰かに、自分の精神病の病名を書くのは友達が欲しいからだろう、みたいに書かれて、別に私のことを言ってるわけじゃないんだけど、私はよく自分の病名を書くから、それがどうしても気になって、そして最悪なことに、考えてみたら、やっぱり私が自分の病名を書くのは、友達が欲しいからだと気が付いた。

カルガリーでは、日本人の友達に精神病患者はいないが、カナダ人の友人はみんな双極性障害かその関係者だ。いつか私の英文小説(人に小学生並みの文章だ、と言われて悔しかったけど、だから悪いという意味とは限らないと思って、自分で勝手に納得した。)を添削してくれてる双極性障害の人に、「今朝あんまり太陽が眩しかったから、ワーッとハイにならなかった?」と聞かれて、私も全くそれとピッタリ同じことを考えてたから、凄いな、と思った。

患者同士はそんな風に分かり合える。だからそういう友達が欲しくて当たり前なんだから、人に書かれたことを気にするのは止そうと思う。患者のことは、ホントのところは、ドクターにもナースにも分からない。

友達二人と、それからセラピストに、アンタは前より悪くなってる、と言われた。私は薬物療法以外のことも、ちゃんとやってるのに、そんなことを言われてビックリした。確かにデパケンを飲んでたこのひと月は酷かった。最近、現実逃避のために、午後5時から9時くらいの間に寝て、朝の11時くらいに起きている。

ある日、ヤバい気持ちになって、病院のエマージェンシーに駆け込もうと思って、やっぱり飼ってる小鳥と金魚のために我慢した。(小鳥は誰にでも世話できるけど、金魚は専門的な知識がいる。)

日本人の友人達はその私に、早く仕事をしろ、と言う。この話しになると長くなって疲れるから止めとく。ちょっとだけ書くけど、確かに私は色んな仕事をそこそこ上手くやってたけど、そのせいで、人生が破滅した。

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千本松由季 Official Blog

小説書き。生きづらかった日本を脱出して単身カナダへ。恵まれた自然の中でプロを目指して執筆中! 書いた作品は70作以上。短編はマガジンにまとめました。長編はこちらから⇒ https://ehappy888175296.wordpress.com/

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