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エッセイ⑥ 酷い不安感がおさまらない。これを小説のネタにすることくらいしか思いつかない。

☆写真:カルガリーは寒いからメイプルのように赤く紅葉する木がない。みんな黄色い。まあ、それも悪くない。

「生き地獄」と言ったら大袈裟かも知れないが、そのくらい酷い不安感だ。なにもかもが不安で、なにもかもが心配だ。もう三カ月もこの調子だ。

ある友人が、「もし君になにかあったら、周りにいる我々がみんなで助けてあげるから、心配するな」と言ってくれた。それはありがたい。救われる言葉だ。私にはいい友達がたくさんいる。

小説はちゃんと書けている。これから書こうとしているのは、不安障害を持った人物を主人公としている。不安感は小説のテーマとしては昔からよくあるものだと思う。晩年の芥川龍之介の『歯車』あたりの作品は、不安感をテーマにしている。

自殺する人の気持ちがよく分かる。「生き地獄」という言葉は恐ろしい。幸いなことに、私は死ぬことが恐怖だから、自殺願望はない。病気になったらどうしよう? 死んだらどうしよう? という不安がある。

今週の月曜日に精神科医に会った。薬は増やしてもらえなかった。私はガッカリした。この不安感は、リチウムという薬を止めたのが原因だと思われる。だからまたそれを少しずつ飲み始めている。前は750 mg飲んでいて、0mgまで落として、今は300 mg飲んでいる。彼は、ダウンタウンにできた図書館がとても素晴らしいから、ぜひ行ってみるといいと言う。そんな気晴らしをすれば治るような症状だ、と彼が考えるならば、私の不安感はそれほど死にそうな重症ではない、ということだと私は思った。

大袈裟に考えてはいけない。私は自分が普通なんだ、と思うことにした。それはとても難しいが、普通だ、普通だ、と自分に言い聞かせると少し安心する。ほんとに普通だった時に戻れたらどんなにいいか、と思う。

しかしそれにしては三カ月は長過ぎる。一生こうだったらどうしよう? そう思うと不安だ。確かなことは、家にいて不安を感じているだけだったら、絶対良くならないということ。

なにかをやっていると、不安のことは考えないから、できることから始めている。カルガリー市がやっている、フィットネスのクラスに参加した。一週間に一回で昨日が二回目だった。慣れてきたら週二回行ってみようと思う。

noteにも、もっとエッセイを投稿しようと思う。アウトプットしていると心が休まる。今は、不安感の方が強すぎて、色んなことが楽しめない。興味がわかない。だからエッセイを書くのも難しい。noteを毎日更新している人はたくさんいる。私も彼等から学ぼうと思う。

この地獄のような不安感を小説のネタにする。ここまで病的な不安感を抱えて生きている人は、そうざらにはいないから、それはいいことだ。



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千本松由季 Official Blog

小説書き。生きづらかった日本を脱出して単身カナダへ。恵まれた自然の中でプロを目指して執筆中! 書いた作品は70作以上。短編はマガジンにまとめました。長編はこちらから⇒ https://ehappy888175296.wordpress.com/

エッセイ 2019年8月より

コメント2件

無理せず、出来る範囲のことをやりましょうね。自分に出来ることをひとつずつ、困難を突破するための一番大切なことです。
逢坂さん、コメントありがとうございます! つい焦って色んなことに手を出してしまうんですよね。落ち着かなくて辛いです。「無理せず、出来る範囲のことをひとつずつ」。また書いて貼っておきます。
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