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繊細さん、「繊細さん」の本をついに買う。

買えなかった「繊細さん」の本。

この本を手にしてしまうと負けてしまったような気がして、なかなか手を出せなかった。※なお、何と闘っているのかは不明

というのも私の周りには「自分、HSPだと思います…」という子が多いのだが自分と違う気がしていたからだ。(今思うと、話を聞きながら「私だって辛いけどな」とか「私の方がHSPっぽいな」とか独りよがりなことを内心思っていた。それ故にその方々の話をちゃんとは聞けていなかったかもしれません)

理解しようと思って自分なりに慮ってみるものの、嫌われているな…と感じたり、逆にとても好意を持っていただき、ベッタリとくっつかれてしまう。
ところが私は群れることが苦手なので
ヘトヘトに疲れてしまう(相手に悪気がないのは分かっているので、どうしたらいい感じに距離を離せるかなぁと考えてしまう)
HSPと言っている人たちのことが
自分と似ている部分があるはずなのに
どこか苦手…となってしまう。


だけど。ちょい苦手だからといってほってはおけない訳で。

私も分かる部分あるなぁ〜
共感して理解したい、助けたいと思うのに
どうして私
こんなに疲れてしまうんだろう…
心の中は短気なんだろう。
何故相手を不機嫌にさせてしまうのだろう
やっぱり私は鈍感で配慮が足りないのだろうか…


恋愛相談やいろんなメンタルの悩みを聞く休日。いろいろ考えてアドバイスをする。アドバイスするために前もってどんな風な言葉かけがいいのかなぁと多少勉強もする。繊細な事柄は特に、変なこと言ってもし相手を傷つけてしまったら、その人の人生の責任負えないもの。
助けてと言っている人を見ると強迫観念のようになんとかしなきゃ…‼︎と思う。

もっと自分自身やっちまってるなと思うのは助けてと言われなくとも、
仕事が大変そうな人を見ると勝手に手伝ってしまうことだ。つまりお節介である。それで嫌われることもあった。

会社やファンの方のいろんなモヤモヤ
や人間関係も気になるが、首を突っ込んだら余計に拗らせてしまう…こりゃ私だけでは無理だ。でもずっとドキドキしてる。


そして1日の終わりや休日は体が動かなくなる。晩御飯食べる気力やお風呂に入る気力が残っておらず、ひとまず寝て、夜中にご飯やお風呂に入る。

そして、ある日突然に無気力になり、
ブチっと消えてしまいたいという強い衝動に駆られる。
(↑時間が経てば衝動は消えると学んだので、大丈夫です。)



これは嫌だな。なんか変わりたい。


もっと私、人に迷惑かけない程度に
自分本位に生きたいなぁという欲が出てきた。

という長〜い経緯があって(マジ長いごめんね)

よし、と手に取りました。
書店で軽く立ち読みしてみよう…でも、
あの人繊細アピールかよとか思われたら恥ずかしいなぁ…(誰も思わないっつーの)
別の場所に移って読みました。

2秒で泣いた。

泣きましたね、目次で。
(((これ、私だ。)))
(((思い当たる人もいるな)))

目次で泣かされるとは思ってもみなかった。

思い当たった人たち、というのは
私が心を許していて、生きづらさを感じている人たちでした。

残念ながら私を嫌ってるように感じる人、私を頼ってきて何とか助けなきゃと思っている人たちとは少し違うと感じました。(人それぞれの苦労があることは重々承知です。立場や価値観が違うだけで各々に繊細なところがあるのだと思います)

まだ斜め読み段階ですが
後半の方の「嫌いと思う人に歓迎ムードで接してしまう」とか、「お醤油とってと頼ることから始めましょう。」を読んだ時にハッとしました。

嫌えるし、頼れるってすげぇ

非繊細さんは不機嫌になれる。
非繊細さんは「お醤油とって」って気軽に言えるんだ。

多分、道端にゴミ落ちてて、それを拾えなかった罪悪感を背負って1日過ごすとかないのか…‼︎

新鮮だった。

嫌われたということは
嫌いな態度を出されたということ。
頼られたということは
頼ることができるということ。

私にない物を持ってる…

アドバイスとかしてる場合じゃない‼︎笑

これ以上書くと読む気しないと思うから終わりますが、こっそりツアーのお供として読んでいこうと思います。

自分はHSPかなぁ?とか
人といると疲れるなぁとか
神経質と言われたり
仕事が遅いことで悩んでいたり
(↑丁寧なだけでミスがないのでトータルでは遅くないらしいですよ。)

そんな貴方に是非、目次だけでも読んで欲しい。自分自身について学んで、知ってハッピーになりましょう。元気が一番!

(長くてごめんなさい)

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