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アーセナルがエジルを放出してコウチーニョを獲得するべき理由

アルテタ監督がアーセナルで築き上げているポゼッションサッカーにおいて、”相手のDF-MFライン間でボールを引き出すプレー”は確実に必要になる。実際に監督は、このプレーが得意なエジルを重宝していた。

そんな重宝されていたエジルを放出するべきなのか?と疑問に思うのは当然だ。僕も初めはそう思っていた。

だが、エジルよりも様々な面で優れているコウチーニョが、(少なくともパンデミックの前までは)比較的に獲得しやすい状況になっていたのだ。

だから僕はエジルを放出してコウチーニョを獲得するべきだと考える。

*コウチーニョもライン間でのプレーが得意で、足元のテクニックもエジルと遜色無いと考えています*

理由①:ファイナルサードでの活躍

現在のアーセナルにおける大きな課題の一つに、”アシスト役の不在”が挙げられる。このことが、”エメリ時代と比べて、ゴール期待値は上昇したが、ゴール数は変わっていない”というデータで示されている。

数年前までは、エジルがアシスト役として活躍していたが、最近ではそのようなパフォーマンスを発揮できていない。

実際に、アルテタ就任以降の968分の出場時間の中で、エジルは1ゴール1アシストしか挙げられていない。

一方のコウチーニョは、不調と言われていたにも関わらず、今季の1382分の出場時間で、8ゴール6アシストを記録している。

理由②:オーバメヤンをサイドの守備から解放できる

コウチーニョがプレーするならば、4-1-2-3の左IHでの起用で、守備時は4-4-2の左SHを担うことになるだろう。そうなると、守備時のツートップはオーバメヤンとラカゼット(エンケティア)になる。

つまり、今までエジルの守備負担を減らすために左サイドでの守備にまわっていたオーバメヤンを前残しできるようになる。

このことによって、ロングカウンター時に、オーバメヤンの最大の武器であるスピードが活きる。

得点力アップが大いに期待できる。

理由③:給料

エジルの週給は35万£(=約47億)、コウチーニョの週給は24万£(=約32億)である。(*6月2日のレート)

プレー面でエジルよりも優れていると言えるコウチーニョが週10万£以上も安いのだ。

財政面でいつも苦しんでいるアーセナルにとっては、金銭面でのメリットが最大のメリットだと言えるかもしれない。






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