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#いまから推しのアーティスト語らせて ずっと昔からアイドル 〜松田聖子 〜

「聖子ちゃん」と「明菜ちゃん」どっちが好き

そんな会話が学校の中で繰り広げられた中学生のころ「松田聖子派」「中森明菜派」というのが存在していた。私個人的には「聖子ちゃん」が大好きだった。

たぶん「ぶりっ子」という言葉も「松田聖子」の存在が生み出したのではないかと思う。ファンも多いがアンチも多かった彼女の生き方は当時いろいろと騒がれたが、「聖子ちゃんだからいいんじゃない」と誰もが容認してしまうくらいの存在だ。

私は彼女のあの甘ったるくそれでいて透き通った声がとても好きで、特にバラードのようなゆったりした曲は、なんとなくお菓子のように溶けそうな感じがする。

そんな松田聖子のバラードをプレイリスト化した。どれも名曲ぞろい。

私は彼女のコンサートに2回行ったことがある。
1回目は中学生のころ地元のホールに来たとき。とにかく大好きな聖子ちゃんに会えると思ったが、その興奮だけは覚えているものの実際どんな歌を歌ったのかまでは覚えていない。

2回めは忘れもしない2011年東日本大震災の少しあと確か6月くらいだったと思うが「さいたまスーパーアリーナ」で行われたコンサートに行った。前半はそのころ発売されたアルバム「Cherish」からの曲を何曲か歌い、その後は懐かしい曲なども歌ってくれた。まだ大震災の傷跡が大きかったことで「このツアー自体を中止にするかどうかを悩んでいた」ということを彼女が語り「こういう時だからこそ歌って欲しい」という声に応えたいということで「瑠璃色の地球」を声にならないほど涙しながら歌っている姿は、本当に心ゆさぶられた。

最近はあまり表にでてくることは無くなったが、あのころの彼女の曲は老若男女みんなが知っており、その曲が今でも古くなく受け継がれている。

そんなアイドルは今の時代にはいない。
そして、いつまでも私の心のアイドルだ。