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VERYになれなかった私

私にとってVERYといえば「井川遥」さんである。とても美しくそれでいてやさしげな彼女のようになりたいと憧れたものだ。

ちょうどその井川遥さんがカバーをされ始めた2007年ごろ、私は離婚した。家はなんとか両親にお願いし私の実家に住まわせてもらえることになったが、そのころは働いていなかったのでなんとか働き口を探さなくてはいけなくなった。

そして、まだ子供が小学校に上がったばかりである。あまり残業が多いところというわけにもいかない。就職活動も学生のころにしただけでどうやって活動するのかも分からなかった。

当時、SOHOという言葉が流行っており、要するに在宅で仕事をすることであるがSmallOffi私もその流れで制作会社から委託され自宅でサイト制作をしていた。その頃は今ほど技術が発達していなかったこともあり、HTMLとその頃流行っていたFlashを扱うことができればWebデザイナーと名乗ることができた時代だ。

しかし、息子と二人で生活できるほどの収入はない。

まずは派遣会社に登録をし、ある会社に派遣として働くことが決まった。その社内Web管理ということで派遣された。

生活費を稼がないといけない。けれど息子が小学生という一番多感な時期。本当はもっと一緒にいたいというジレンマの時期が続いた。

セレブママ、カッコいい働くママ

VERYの表紙に書かれているコピーをみて、私とまるで違う世界だと思った。

セレブって何だろう。カッコいいって何だろう。

派遣で得ることのできる収入では、生活するだけで精一杯である。そして息子にも寂しい思いをさせている私はまるでVERYと反対である。

それでも心のどこかでVERYな生活に憧れた。

その後、その会社でなんとか正社員として登用され、そして心配していた息子も素直に育ち、ようやくお金と心に余裕ができた。

あの頃憧れていたVERYの年齢は、多分超えてしまった。

けれどカッコ良くなくてもいい、楽しく幸せだったらそれでいい。そんな風に思えるようになった。

とはいえ、着こなしなどは参考にしてる。やはりキレイになりたい思いは忘れたくないから。

*********

VERYを知るにはこの記事を読んでほしい。


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かつては葉巻(シガリロ)を吸ってました
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ひなこさん(あらしろひなこ)

少しエモいエッセイやコラム、時々妄想ストーリーを書いてます。 平日は会社員。一応元リケジョ(リケジョ成分低め)。魚の骨がひっかかるようなちょっと共感してもらえる文章を書きたい。「#エモいってなんですか マガジン」のピッカーやってます。

コメント4件

雑誌ってあこがれるけれどその世界は別世界だったりしますね、それでもひなこさんの頑張りは私にはかっこよく見えます
ルピナスさん
ありがとうございます。頑張った時期もあるけど今はあまり頑張ってません。雑誌に載っているモデルさんはかっこよくて、そして生き方までかっこよく見える。本当に別世界であり憧れるんですよね。
ひなこさん
今の頑張らない、でもnoteを毎日のように書く姿もカッコいい私はと思います。
ルピナスさん
カッコいいといわれるとめちゃうれしい。ありがとう😊
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