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Jupiter⇆Suturn

あなたと本当に出逢えた時
私の選んできた道は間違いじゃなかった
そう、思いました

生まれてきてよかった
そんな言葉が軽く聞こえるくらい
命を賭けて信じてきた
生きてきた

何もしなくていい
何も言わなくていい
ただそばにいて
ただ聴かせて
あなたが居る、その証
あと少し、
あと少しだけ見ていたい

あなたがいま此処に居る、その奇跡

あなたと手を繋ぐ
そこに生まれる、その熱の名に
当て嵌まる音
まだ、はっきりとしないけれど
その意味は
浮かんだこの言葉、ひとつ
それで間違いじゃないと思う

あなたも頷いてくれたなら
それは、もう

生まれてきてよかった
そんな言葉が簡単に響くくらい
鼓動、早鐘の打つ数だけ
いのちの時間は失せて
その分、想いは輝く

流れ星の軌道
それを指でなぞって追いかけて
そうして、今日やってきた
どこに居る、いま
何している
私は、あなたに会いたいよ
会いたいよ

変わらないものを望んでいるわけじゃない
知らなくていいよ
ただ、私は言いたいんだ
あなたのことが好きだ
あなたが大好きだ

生まれてきてよかった
そんな言葉じゃ足りない
心臓、これは愛の歌
私が唄う愛の歌

呼吸するその度、私の時間は燃えて
その分、あなたへの熱は上がる
もっと高く、高く上がれ
あの日、見た流れ星
あの光と同じように
あの光よりもっと強く輝け
いつの日か、あなたに気づいて
もらえるように
いつの日も、どこからでも
あなたが見えるほど強く、輝いて
過去現在未来
そのすべてのあなたに
この光が届くように

大丈夫じゃないのに
大丈夫を繰り返す
私たちに幸あれ

大丈夫じゃないのに
大丈夫と唄う
あなたの希望

もとめよ、然らば与えられん
そう呟いた途端
見えなかった星が
見えた気がしたんだ

届いて、今こそ
跳べ、この音


あなたと本当に出逢う時
私はきっと知るでしょう
なぜ生まれてきたのか、
なぜあなたなのか

その答えと巡り逢う瞬間、
私ははじめて、やっと事切れ、息を吐く
そして、生まれ、息をする


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