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221211_多数派が容易く形成されるということは洗脳しやすいということ

どのような局面でも多数派とか少数派というものが形成されますが。

思うに多数派がすぐ形成されるってことは非常に洗脳しやすい集団がいるってことではないかなーってことです。理論とか理屈そして感じるということを色々駆使している人は容易に多数派という集団に飲み込まれない傾向にあります。

多数派が正しいと言えるときもあるだろうし言えないときもあると思います。それは少数派も同じことが言えます。だからいつだって多数派が正しく少数派が間違いで、また少数派が正しく多数派が間違っているとも言えない状況があるということです。

人間というのは機械ではないので何かと間違うものです。間違ったことと引き換えに進化していくものですから、この間違うことを排除していった人間の末路は機械のように生きるしかないと思われます。多数派にすぐ取り込まれるという人というのは【間違う】ということを非常に恐れている傾向も持っていると思います。

だからちょっと頭脳を駆使している人物や人氣者と呼ばれる人物の言うこと有名大企業の行っていること作っているものを鵜呑みしにするし、パクるしコピーして自分の言動にします。結論に至るまでの過程プロセスが全くないのです。だから話していると【この人、ペラペラそれっぽいこと言うわりにはなんか中身がないし行動が伴ってないのよね~】と感じることがあります。

中身がなく何事も結果しか興味を持たない人間は洗脳しやすいのです。

いまだに巨額のリターンがありますよ~という投資勧誘がよくあるのはそういうことですよね。

洗脳されやすいから自分に対する興味が絶えず注がれるように自分の周囲にいる人間にも同様にあれやこれやと吹き込み洗脳していきます。でも、あまり大してうまくいきません。中途半端にしか行かないから自分のビジネスで絶えず儲かること、インスタで絶えず高視聴率を確保すること、絶えず有名なバック、ブランド組織を自分の背後につけること、そんなことばかりを考えています。営業しているときは絶えずそんなことしか考えていません。そして中途半端なまま事が進行し、やがて人生の日が暮れていきます。

自分の周囲にすぐ何かの多数派が形成されているときは要注意です。氣を抜くとあっという間にその多数派の信者になってしまいます。今の組織、団体というのは絶えずそのような状況にあります。氣が付いたらそんな氣なんてなかったのに何かを盲信している機械人間になっていることは普通にあるのです。組織・団体の終末期は概ね共喰いです。そこに何があるのか?というと自分もないし何もないのです。

クリスタル・フラーレン

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