今回の秋分のチャートはベスタが効いています。
アセンダントとベスタはバイセプタイル、チャートルーラーとベスタはノビルです。
この秋分チャートが教える「悟り」「進化」の方向性のカギはベスタにある訳です。

ベスタはかまどの守り神とも言われますが、ただかまどを守ってる女神の話ではなく
欲に目を奪われず、自分がやるべきことに集中している姿を「かまどの守り神」と表現しているにすぎません。

かまどの温度を上げる、保つ、どのタイミングで薪を足すか・・・
やってみると難易度は高いし、かまどの前は熱いけど気を抜くと温度が下がるため24時間体制でかまどに向き合う必要がある。
気力も体力も必要だし＋繊細な作業だそうです（高校で陶芸をやってる次男の話によると）

ベスタは自分がやるべきことに集中する（したい）わけですが
何をやるべきで何に集中したいのか？っていうと
秋分チャートのベスタは５H蟹座にいます。
蟹座なのでハートチャクラも関係するし
５Hなので「みんなの為に喜びをもって自分は何が出来るか」も関係します。
他人が喜ぶことだけではなく、自分が喜ぶ事は何か？が明確になると、それが自分の人生の基盤となる。

その基盤が出来るからこそ自分自身が今後の人生を通じて成長し続けられるわけです。
※詳細を書き出すとややこしいですが、このテーマは別の角度からチャートを読んでも強調されています。

自分が喜びを感じつつ、みんなに出来ることは何か？
そこを解き明かすヒントとなるのは、うまい話に乗らずに自分が大事にしている事を言葉にすること。
夢見がちだったり、妙に楽観的になるのではなく「確実」で「堅実」で「結果」につながる道を探る事です。

「みんなをし幸せにするためにヒーリングします」みたいなボンヤリした内容ではなく
「人生で躓いている人の原因を明らかにするために、感情に働きかけるヒーリングをします」みたいな具体策が必要です。

また、自分の感覚に対して素直になる事も重要です。
こうしたい、ああしたいにどれだけ素直になれるか。
「いや、でも、だって」と横槍が入っても、その横やりを無視して「私はこうしたい」に素直になることが重要です。
出来る、できないじゃなくて「したいか、したくないか」にだけ目を向けると、ベスタが輝きだすと思います。

ちょっと話はズレるのかもしれませんが、社畜OKちえ丸さん。
コメント欄を見ていると、エンタメではなく「事実」と捉えて共感したり、感情を揺さぶられている人が多いことに驚きました。

朝5時に起きて6時には家を出て、会社では上司にいびり倒され、激務のため帰りは終電またはタクシー
週末のほとんどを寝て過ごし

なのに動画を撮影し、編集し、投稿し、エッセイまで書いちゃうし、オリジナルグッズの制作もしちゃう。
なんて時間的に無理じゃないでしょうか。

冷静に考えればエンタメでこの女性は「社畜OKちえ丸」を演じているだけなのに、事実と捉えてしまう人が多い状況を考えると
感覚が鈍ってしまい自分の感覚で物事を判断していないんだろうなと思います。
この状態だとベスタを使うのは難しいかと思います。

余談ですがエンタメとしては面白い動画だと思います。