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12Hを過去世と読む

私は12Hを過去世としてチャートを読みますが
私のオリジナルの読み方なので、当然一般的でも何でもありません。

でも、12Hが教えてくれる過去世はその人の今生に深く、深く影響しているなぁと思います。

12Hの過去世がどうその人の人生に影響するのかというと
生まれながらに持っている、世の中を見るときに使う自分のオリジナル眼鏡みたいなもの。

赤ちゃんは真っ新な状態で生まれてくると言われますが
占星術の視点で言えば、人は生まれながらに過去世から引き継いできた眼鏡をかけたまま生まれてくるな、と思っています。

ですので、例えば過去世で自分が子供のころに母親に置き去りにされた傷が眼鏡にあると
生まれながらに「またお母さんが自分を置き去りにするのでは」と不安を抱えていて、母親がそばを離れると泣きだす、みたいな感じです。

でも、当然、そのことには本人が気づくことは無いため
その人は大人になり、誰かと仲良くなったり、誰かと付き合っても
「この人も急に居なくなるのでは」と常に不安がつきまとい
気づけば相手が居なくならないように、相手をコントロールしようとしたり、メンヘラな態度を取ったり
もしくは、相手が居なくなっても痛手を負わないように、相手を深く信頼したり好きにならないように自分にブレーキをかけたり
時にはそもそも、そんなに好きじゃない相手としか関係性を築こうとしなかったり。

でも、そういう人ほど誰かと深くつながりたい、ずっと一緒に生きる相手が欲しいと願っているため
思いと行動がチグハグになり、残念ながら願いが叶う事はありません。

だからこそ、まずは12Hの過去世を知り、自分が生まれながらにかけてきた眼鏡を知り、あえて外すこと
今生は今生の目で見て、感じる事が大切なわけです。

過去世から持ってきた眼鏡の影響は大きいです。

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