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映画感想文『アラジン』 〜ジャスミン強すぎ説〜

実写版『アラジン』を見ました。


以前アナ雪が流行った時に、

「ディズニープリンセスにおける女性像の変化
(王子様を待つ存在から、力強く自立した存在へ)」

的な考察ブログをよく見た気がするのですが、本作ではよりそれが顕著に出ていたと思います。


ジャスミンが、王である父を裏切ろうとする家臣たちの目を覚まさせようと「スピーチレス〜心の声」を力強く歌い上げるシーンは鳥肌ものでした。


王である父にも頼らず、
主人公のアラジンにも頼らず、
この作品最強の存在であるジーニーにも頼らず、
自分の力で国をまとめるその第一歩が、ダイナミックに描かれています。


全体的にジーニー役のウィル・スミスの怪演がいい味を出しているのですが、一番の見どころはあのジャスミンの歌唱シーンではないかなぁと思います。


一方のアラジンですが(あんまり書くとネタバレになってしまいますが)、あれは最終的に専業主夫になったということなのでしょうか。


いや、それはそれで夫婦のあり方としてはいいと思うのですが、どうもあの様子だと川崎・アレク夫婦のような感じになりそうな予感がするのは私だけでしょうか…(笑)。


アラジンよ、君の頑張り所はこれからだぞ!(余計なお世話)


さてさて、同じディズニーというところでは、最近公開された「トイストーリー4」で、しばらく出ていなかったボー・ピープがカッチョ良くなって帰ってきていて、この辺りも今度書けたらと思います。


ディズニープリンセスは、これからどこまで強くなっていくのでしょうね。