映画感想文『ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!』 〜「ぴよぴよ」の秀逸さ〜
『ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!』を見ました。
実は先日、友人宅にてガールズ&パンツァーを熱烈に勧められた挙句、 1話から劇場版やらOVAやらを一気に見せらるというイベントが発生しました(笑)。
その勢いに任せてブログまで書いてしまおうということで。
ガルパンの世界観に細かく触れていると長くなってしまうので、詳しくは公式サイトご参照のほど↓
http://girls-und-panzer-finale.jp/
私みたいな本作初見の人間からすると、
女子高生(かわいさ)×戦車(いかつさ)
という組み合わせが面白いなというのがまずあるわけなのですが、
そういった意味でこの劇場版の注目ポイントはズバリ「ぴよぴよ」だと思うのです。
……いや、そりゃ見てない方からすると「は?」という話ですよね(笑)。
この映画では、主人公たちのいる大洗女子学園と、イタリア的文化を校風とするアンツィオ高校という学校が戦車競技で戦うという流れになります。
そのアンツィオ高校が新しくP40という戦車を購入したということで、大洗高校としてはP40対策を迫られることになるわけです。
その時、大洗女子学園の角谷杏というキャラが、P40に付けたあだ名が「ぴよぴよ」。
「ぴーよんじゅう」で「ぴよぴよ」 。
……このネーミングセンス、すごくないっすか??笑
先ほど書いた女子高生(かわいさ)×戦車(いかつさ)というコンセプトにおいて、この「ぴよぴよ」のダサ可愛さセンスというか、ボキャブラの安直さの中に潜む絶妙な音感のマッチ具合というか、すごく光っていると思うのですが。
残念ながら劇中では全く浸透せず、角谷杏以外は最後まで「P40」と呼んでいました(笑)。
というか、角谷杏自身も終盤では全然ぴよぴよって言わなくなるし(笑)。
いやぁ、このセンス、良いと思うんだけどなぁ。。。