アドレナリンの出る音楽

ここ2〜3年は色んな楽器への理解を深めてきた。
ストリングス、シンセ、ピアノ、エレキドラム、最近はホーンにも手を出してる。
曲を作る上で沢山の楽器を理解して実践できることはきっと良い事。

けど、やっぱり一番アドレナリンが出るのはギターの音圧とど迫力のドラム、軽快に動き回るベースの疾走感。正直この3楽器さえあれば別に他は要らないんじゃないかなって。

まぁそんな事言っても時代はそうさせてくれないし、どんどん新しい音楽が生まれてくる。ギターも歪みよりクリーン、ドラムは打ち込みで十分。基本的に他の楽器も打ち込みで作られてるだろう。なんだろう作られた感のある音楽。今はそんな時代を生きてるわけで、特に「うわ〜これ心が熱くなる」とか、感情を乗っ取られる程の音楽を最近聴いただろうか。

僕は弾き語りやアコースティックが好きでして、歌とアコギ、歌とピアノ、この形態の緊張感、音の波、服が擦れる音、ブレス、ちょっとした雑音、この空間で作られて音が全部聴こえる。目を閉じても楽しめる。いや、目を閉じていた方が楽しめると言う人がいても共感出来る。


うん、昨日そんな今の超便利時代には時代遅れの激しいギターロックを作り始めてみたんです。
BPM205
8ビートで2章節毎にシンコペーション。
ギターは歪んでいてオープンコード。
リードはオクターブでメロディック。
カポは4でKeyはマイナー。
空間を広く感じさせる為にシンセはスパイスで。

久しぶりに脳汁が溢れる程のギターロック作り始めてみた。これはSAZANAMi Λug.のメンバーが歌ってるイメージが湧かないから何か別の機会にお届け出来たら良いな、くらいの気持ちです。


色々言いましたが別にピアノとかストリングスとホーンとか、うん、打ち込みとかが嫌いなわけじゃないです。なんなら好きです。

ただ、たまにはアドレナリンが溢れる曲を作るべきだなって思いました。

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