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社会人1年目に200万円を貯めるメリットと方法

近年はNISAを中心に老後を見据えた資産形成が流行しています。
そのため、大学生でも証券口座を持つ人が増えてきており、自分としては「若いうちからお金の勉強をしていてえらいな~」と関心しております。

かく言う自分も大学生の内から証券口座を持っていたし、タイトルの通り貯金もしていたが、それは決して自発的・前向きな理由ではありません。
証券口座は大学4年生の時に父親から「これはお前名義の口座だ。30万円入っているから運転免許の取得に使い、残りは自分で運用しろ。」と譲渡されたのが始まりです。

社会人1年目の貯金200万円については、自分は学生時代よりアルバイトや人間関係の構築が絶望的に苦手でした。
自分のような社会不適合者が社会に出たらどうなるのか?
試用期間でクビになるかもしれない、周囲からパワハラやいじめにあって鬱病になって働けなくなるかもしれない。
そのような恐怖から社会人1年目はできるだけお金を使わないようにしていました。

それに相まって、僕は就活段階からなるべく大企業で、研修期間が長くて、試用期間が短くて(3ヶ月以下)、一人暮らしをしたかったので家賃補助のある会社を選んで面接を受けていました。
さらに勤務地は東京ではなく家賃の安い広島だったのも大きな理由かもしれません。

つまり就活段階から貯金のしやすい会社を選んだことと、自分自身の能力に対する自信の無さが結果的に社会人1年目で200万円貯金できたことにつながったのだと思います。

現在、自分は社会人3年目ですが改めて1年目の内に200万円を貯めて良かったと思います。
理由は以下の2つです。

  1. 精神的に余裕を持つことができる。

  2. 投資信託などの資産運用に回すことで、自動的に資産運用ができる。

順番に見ていきましょう。

①精神的に余裕を持つことができる。

まず、貯金200万円というのは手取りが20万円だとしたら10ヶ月分の生活費になります。
もし自分が会社をクビになったとしても、これまでの月ごとの支出に算入していた貯金分を転職活動費に充てることができます。
また10ヶ月分の生活費があれば、日常で起こるほとんどのハプニングには対応できます。
これだけお金があるからまあ大丈夫。
貯金があるからこそ、心に余裕を持って普段の人間関係においても余裕のある立ち振る舞いができ、些細なことでイライラするようなことを軽減できると思います。
お金持ちの人になぜ大らかな人が多いのか?逆に貧乏人ほどすぐにイライラするのか?その違いは自分自身に余裕があるかどうかです。

②投資信託などの資産運用に回すことで、自動的に資産運用ができる。

自分は貯金200万円の内、7割にあたる約140万円を投資信託や日本株の購入に充てました。
特に投資信託ではS&P500と全世界株式に積立を行いました。
投資は積み立てる金額が多ければ多いほど、大きなリターンを得ることができます(逆もまた然り)。
その結果として社会人2年目以降は海外旅行に行ったり、女性とデートに行く回数を増やして積極的にお金を使ったとしても順調に資産形成をすることができました。

とにかく投資を始めるには元手となるお金が必要です。
そのためには若いうちに期間を決めて一気に貯金をするのも
一つの手段ではないでしょうか?

後日談として、僕は社会人2年目に「DIE WITH ZERO」という本に出会い経験にお金を使うようになりました。

特にコロナで行くことの出来なかった海外旅行には大型連休のたびに行くようにしました。
タイ、香港、フィリピン、バングラデシュ、韓国と旅し、各地で多くの人と出会い日本では得難いような経験を得ることができました。

自分自身が余裕のある(精神的に安定した)状態でいるために貯金は必要不可欠です。
「お金で幸せは買えないが、あなたが不幸でいる間は何不自由ない生活を約束してくれる『DIE WITH ZERO』」のです。

それと同時に若い時間は有限です。
ある程度の貯金をしたら、それらは証券口座にぶち込んでそこから先はどんどん自分自身の経験ややりたいことに投資していきましょう。
それが老後の豊かな生活にも繋がりますから。

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