見出し画像

AGITO Design ゲーセンミカドマスコットキャラクター 1/12スケールミカドちゃんガレージキット

灰皿ソニックするミカドちゃんを作りました。

以下、キット詳細

■商品名
ゲーセンミカドマスコットキャラクター 1/12スケールミカドちゃんガレージキット
■ブランド
AGITO Design
■価格
5000円
■仕様
レジンキット(3Dプリンタ出力)・1/12スケール

ハイスコアガールでおなじみの押切蓮介先生のデザイン。
ミカドちゃんの立体物は作りたいと思っていて、同作品の大野さんと似てるので、ねんどろいど大野さんを改造してミカドちゃんを作ろうかなとも思ってたのですが。。中古でもプレ値がついてしまっていて、手が出せませんでした。。そこへ、今回ガレージキットとして販売してくれた人がいたので、ありがてぇありがてぇと購入しました。

箱と中身

人生初の3Dプリンタ出力のレジンキット、ということで、ゲート(サポートと呼ぶらしい)が独特でした。パキパキと割れやすいのですね。

サポートから分離するだけで大変
サポート分離は丁寧にやらないと割れちゃう。

簡単にパキパチと折れるので、調子にのってニッパー使わずに、サポートを外そうとしたらパーツごと割れてしまったり。。

瞬間接着剤でリカバリー。。。

なんとか全パーツをサポートから外して、仮組。各パーツのハメアイも綺麗に設計されてたので、組み立てがとてもやりやすかったです。(軸打ち不要)
あと、本当はいつものように、自撮りするミカドちゃんを作る気満々だったのですが、割れやすいレジンの工作に失敗しそうだったのでやめておきました。

このポーズのまま作ります

ミカドちゃんは基本幼顔のイメージなので、お顔の造形にもしもぶくれがあったのですが、今回作りたかった完成イメージは押切先生のこのイラストで、シュっとしたお顔にしたかったので頬をほんのすこし削りました。

このイラストのイメージで作りたかった
左側が削る前、右側が削った後

パーツのゲート処理をして、全体的にやすりをかけてから、パーツを洗浄。3Dプリンタ出力は、離型剤の心配はないそうなので、洗浄剤とかつかわなくて良いのは嬉しいところですね。

全パーツ洗浄&乾燥

目はデカールも付属してましたが、自分の中の完成イメージに近づけるためにデカールは使わずに自分で描きました。1/20の顔にくらべると目の面積だけで顔の面積くらいあったんで、描きやすいですね。

なんとなく目線にあたりをつける
だいたいイメージ通りのお顔 (この後、さらに修正してます)

色は何を使うかで結構なやみました。なんでもザク色に塗るということをモットーとしてるので、服の緑はMSグリーンにして、リボンとスカートはシャアザクのスカートのシャアレッド。靴のピンクはシャアザクの基本色シャアピンクとしましたが、袖や靴下をどうしようかと、さすがにザクのMSディープグリーンだと設定と違いすぎると思ったので、ザク色はやめて、それっぽい色になるように調色しました。
髪の毛に関しても、設定の色的にはMSグリーンでもまぁアリっぽい気もしましたが、服とまったく同じなのはちょっと単調すぎるかなと、TAMIYAのコーラルブルーのスプレーを吹きました。わりといい感じにまとまったかと思います。あと本当は毛先にグラデーションを入れたかったのですが、先に缶スプレーでグラデーションできるかの実験した結果、どうしても粒子があらくて、うまくできなそうだったので諦めました。こういった作業はエアブラシじゃないと難しそうですね。

基本塗装完成(衿のラインの色を間違えたので、あとで修正しました)
衿のラインをピンクに。頬にはチークも入れました(タミヤのメイクアップキット)

さて、このまま素組みで作るのも寂しいなと、なんかアレンジを加えたいなということで、目線やポーズが、灰皿投げてる風にはすぐできそうだったので、過去もプラモの余剰パーツで灰皿を作りました。

たぶんwave製のタチコマのパーツ
余分な部分をけずって、接着して、パテで穴埋めて
灰皿っぽくなるまで削る
リューターで穴ほって灰皿っぽく加工
わりと灰皿っぽくなってきた
テカテカになるガンダムマーカーのシルバーで塗装
タバコ置き場もつくって、灰皿感を増す
手の形状を変えたくなかったので、アルミ棒で固定。投げた直後、という体にしました。

手を投げた感じにしたかったので、肘をもう少し伸ばした感じにする必要がありそうだったので、接着をはずして、改めて、腕の向きを検討します。

これくらい外側にむけたい。腕の肉が足りてないところはパテ盛り

腕の向きを変えることで足りない肉はパテで作ります。あと袖についてるガイド穴も不要になるので埋めます。

ざっくりパテをもって、乾いたらナイフとやすりで整えます
穴埋め。乾いたら塗装。
取り付けイメージはこんな感じ
服の肘は今更変えたくないので、できる範囲で外側にむけるように。

そんなこんなで、工作して、確認作業をしてたら、うっかりテーブルから落下させてしまい、首からぽっきりと折れてしまいました。。。

oh… my god…

瞬間接着剤でつけようとしましたが、頭が重いせいか、全然くっつかずに途方にくれかけましたが、幸い髪の毛をまだ接着してなかたので、髪の毛を外して、顔パーツだけにしたら、瞬間接着剤で固定できて接着することができました。。良かった。。。

完全に硬化するまで、24時間は触らずに放置。。。

最後に台座ですが、お顔が見えやすくなるように角度を少しだけ調整しました。角度がすこしだけ後傾になるようにパテを盛って土台(100均のピルケースの蓋)に固定しました。土台の色はガンダムホワイトにしました。

2,3度くらい?
100均のピルケースの蓋は土台に最適

というわけで、スミ入れして、髪の毛以外につや消しを吹いて完成です。
途中、腰のしめ縄の紙垂をうっかり折ってしまったり(瞬間接着剤で接着)とか、他にもいろいろ問題がありましたが、なんとか満足のいく仕上がりで作れました。

吉野家の牛丼も取り付け可能(投げてる状態ですが)
アトリエ彩のビックバイパーと並べて
シューティングヒストリカの雷電もディスプレイ可能に

まとめ

人生初の3Dプリンタ出力のガレージキットでした。レジンキットは過去にもいくつか作ってきましたが、こんなにも割れやすいレジンは初めてでした。レジンといってもいろいろ素材があるのだなということが知れてよかったです。


これまで作ったプラモデルの完成写真はインスタグラムにまとめているので、興味を持たれた方は覗いてみてください。














この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?