AGITO Design ゲーセンミカドマスコットキャラクター 1/12スケールミカドちゃんガレージキット
灰皿ソニックするミカドちゃんを作りました。
以下、キット詳細
ハイスコアガールでおなじみの押切蓮介先生のデザイン。
ミカドちゃんの立体物は作りたいと思っていて、同作品の大野さんと似てるので、ねんどろいど大野さんを改造してミカドちゃんを作ろうかなとも思ってたのですが。。中古でもプレ値がついてしまっていて、手が出せませんでした。。そこへ、今回ガレージキットとして販売してくれた人がいたので、ありがてぇありがてぇと購入しました。
人生初の3Dプリンタ出力のレジンキット、ということで、ゲート(サポートと呼ぶらしい)が独特でした。パキパキと割れやすいのですね。
簡単にパキパチと折れるので、調子にのってニッパー使わずに、サポートを外そうとしたらパーツごと割れてしまったり。。
なんとか全パーツをサポートから外して、仮組。各パーツのハメアイも綺麗に設計されてたので、組み立てがとてもやりやすかったです。(軸打ち不要)
あと、本当はいつものように、自撮りするミカドちゃんを作る気満々だったのですが、割れやすいレジンの工作に失敗しそうだったのでやめておきました。
ミカドちゃんは基本幼顔のイメージなので、お顔の造形にもしもぶくれがあったのですが、今回作りたかった完成イメージは押切先生のこのイラストで、シュっとしたお顔にしたかったので頬をほんのすこし削りました。
パーツのゲート処理をして、全体的にやすりをかけてから、パーツを洗浄。3Dプリンタ出力は、離型剤の心配はないそうなので、洗浄剤とかつかわなくて良いのは嬉しいところですね。
目はデカールも付属してましたが、自分の中の完成イメージに近づけるためにデカールは使わずに自分で描きました。1/20の顔にくらべると目の面積だけで顔の面積くらいあったんで、描きやすいですね。
色は何を使うかで結構なやみました。なんでもザク色に塗るということをモットーとしてるので、服の緑はMSグリーンにして、リボンとスカートはシャアザクのスカートのシャアレッド。靴のピンクはシャアザクの基本色シャアピンクとしましたが、袖や靴下をどうしようかと、さすがにザクのMSディープグリーンだと設定と違いすぎると思ったので、ザク色はやめて、それっぽい色になるように調色しました。
髪の毛に関しても、設定の色的にはMSグリーンでもまぁアリっぽい気もしましたが、服とまったく同じなのはちょっと単調すぎるかなと、TAMIYAのコーラルブルーのスプレーを吹きました。わりといい感じにまとまったかと思います。あと本当は毛先にグラデーションを入れたかったのですが、先に缶スプレーでグラデーションできるかの実験した結果、どうしても粒子があらくて、うまくできなそうだったので諦めました。こういった作業はエアブラシじゃないと難しそうですね。
さて、このまま素組みで作るのも寂しいなと、なんかアレンジを加えたいなということで、目線やポーズが、灰皿投げてる風にはすぐできそうだったので、過去もプラモの余剰パーツで灰皿を作りました。
手を投げた感じにしたかったので、肘をもう少し伸ばした感じにする必要がありそうだったので、接着をはずして、改めて、腕の向きを検討します。
腕の向きを変えることで足りない肉はパテで作ります。あと袖についてるガイド穴も不要になるので埋めます。
そんなこんなで、工作して、確認作業をしてたら、うっかりテーブルから落下させてしまい、首からぽっきりと折れてしまいました。。。
瞬間接着剤でつけようとしましたが、頭が重いせいか、全然くっつかずに途方にくれかけましたが、幸い髪の毛をまだ接着してなかたので、髪の毛を外して、顔パーツだけにしたら、瞬間接着剤で固定できて接着することができました。。良かった。。。
最後に台座ですが、お顔が見えやすくなるように角度を少しだけ調整しました。角度がすこしだけ後傾になるようにパテを盛って土台(100均のピルケースの蓋)に固定しました。土台の色はガンダムホワイトにしました。
というわけで、スミ入れして、髪の毛以外につや消しを吹いて完成です。
途中、腰のしめ縄の紙垂をうっかり折ってしまったり(瞬間接着剤で接着)とか、他にもいろいろ問題がありましたが、なんとか満足のいく仕上がりで作れました。
まとめ
人生初の3Dプリンタ出力のガレージキットでした。レジンキットは過去にもいくつか作ってきましたが、こんなにも割れやすいレジンは初めてでした。レジンといってもいろいろ素材があるのだなということが知れてよかったです。
これまで作ったプラモデルの完成写真はインスタグラムにまとめているので、興味を持たれた方は覗いてみてください。
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