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今日の喫茶店営業80・私を否定したババァ客は虚言癖?

今日はなんとかお天気ももった。なので売り上げも順調。少しずらした時間帯に先日noteにも書いた「私を全否定するババァ」が来店。ババァが来店した時には常連の飲食店の女の子も休憩で来店していた。

私も飲食店の女の子も「否定するババァ」より年下のため、ババァは姉御肌全開であった。

ハードのボックスに入っているタバコを吸っているババァが突然「昔の人ってこのタバコの箱とフィルムの間にお金入れてたりしません?」と私と飲食店女の子に話しかけてきた。

私と女の子「えっ、あー。あるかもですね!」

ババァ「この前コンビニの駐車場でね、車の中からタバコの箱を捨てた人がいるんですよ。捨てたと思ったら出てっちゃったの。だから拾ってゴミ箱に入れようとしたらタバコとフィルムの間にお金が入っててね。それが1万円だったのよ!」

と言ってきた。

私と女の子は「えー!すごいじゃないですか!」

ババァ「ゴミをポイ捨てする奴なんかのお金はもらっちゃえ!と思ってコンビニで買い物して1800円だけ募金して8000円はもらっちゃった!」

と言った。

中途半端な金額を寄付したんだなぁ…と若干の違和感を感じたけど、私と飲食店女の子のリアクションはとても良かったと思う。

しかし、このババァは様々な分野でいろんな話をよく知っているんだけど、最近は話がネタが酷すぎて嘘つきなんじゃねーか?と女の子と話していたこともあり、「またはじまったか…」という気持ちもあった。そして今日のババァの話はどんな結末になるのか楽しみでもあった。

なので、二人とも打ち合わせなしで素晴らしいリアクションができていたと思う。

この二人の打ち合わせなしのリアクションで気を良くしたのか、次もとんでもない話を出してきた。

ババァ「私ね。財布を無くしたんだけどね、財布の中身が増えて戻ってきたことがあるのよ!」

と…(*⁰▿⁰*)

私達二人は大好物な話である。


私「えー!どういうことですか?」

飲食店女の子「お金が増えたってことですか?」

二人の息ぴったりである。☺️😊

ババァ「財布を無くして警察に届けたら、2〜3日して警察から連絡があってね、受け取りに行ったのよ。そしたら財布を無くした時は社員証と一万円札一枚だけしか入れてなかったはずなのに、社員証と40万円が入ってたの!」

女の子「えー!?すごい!」

私「えー!そんなこと有り得んの!?」

ババァ「ほんとなんだって!」

心の中で「いや〜これは嘘だろ…」と二人とも思っている。

しかし、細かいことの辻褄は合うのだ。

ババァの話によると、財布が見つかったのは隣の駅の駅前広場にあるトイレの中だそうで、見つけてくれたのは目の前にある病院のドクターらしい。

ドクターでお金を持ってる人だったから、お礼のお金は要らないと言われたそうだ。

そんな話をしてババァは職場に戻って行った。

残された私と飲食店女の子。

答え合わせが始まる。

女の子「絶対今日の話はおかしいですよ。」

私「でも嘘にしたらよくできてる話じゃない?細かいところも嘘だとしたらちょっと人間不信になるなぁ。あっ!ドクターが広場のトイレを使うのかな?自分の病院にトイレがあるはずなのにわざわざ外のトイレに行かないよね?」

女の子「警察が財布を拾ってくれた人の職業とかも言いませんよね?嘘確定じゃないですか?」

私と女の子「………」

夜、スタッフにこの話をした。

スタッフ「それは虚言癖だな。」と言った。


そうか!あのババァは虚言癖なのか!

今まで全否定されるし、嘘ばっか教えられるからババァが来店すると憂鬱だったけど、次はどんな嘘が出てくるのか来店が楽しみになったぞ!と思った1日でした。




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