不透明さと軋轢

当事業所の介護職員と相談員とでやや衝突しているようです。

相談員は
「○○のように事業を進めていきたい」
「このような事業所でありたい」

と言うものが強くあるようですが、

介護職員さんは
「でも人員や業務時間を考えると厳しいのでは…」
「相談員は受け入れをすれば良いのかもしれないけど、実際にケアを行うのは私達介護職員だよね…」

と言った感じです。

理想と現実でぶつかっている感じです(笑)

私の考えでは、どちらも決して間違っていないと思います。

事業所展開を進めるにあたり、目標や理想像は持つべきでしょうし、現実的にも事業所としてどう言ったことが出来るのかを把握しておく必要もあります。

しかし、「現実的に出来ることを把握する」ことはともすれば、柔軟性のなさや、新しいことにチャレンジできない、杓子定規な状態になってしまいかねません。

時代の変化にともない利用者様からの希望も変化してきているため、事業所も時代の変化に合わせた対応が求まられますからね。

しかし、当事業所の相談員のように理想を語っているだけでは誰もついて来ません。

そこに至るビジョンを明確にし、そのように変化しなければならない必要性を説いていかなければなりません。

当事業所の相談員は、そのビジョンが不透明なため、周りとの軋轢を生んでしまっています。

理想をもち、そこに至るビジョンを明確にし、現実的に出来ることを進めながら、時々チャレンジや変化をしていく。

常に動きのある事業所でありたいですね。

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