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自分の蓄積を力に変える

私がいつも感じてしまう感情があります。
それは「劣等感」です。
どうしてかそれは…自分が希望ある目標に向かおうとしている時に頻繁に現れ、私の心を蝕みます。

人とのコミュニケーションや勉強、演劇のことでも私には自然と、当たり前に出来るようなことが少なくて必ずパターンやスキルを必要とします。例えば「この場合は、こう対応するのが適切なんだろうな…」と、一度経験から学習した思考を介入させないと周りが当たり前に出来ることが私には出来ません。マニュアル人間ではないと思うのですが、とにかく初めて遭遇することに関しては人一倍ナーバスになってしまうのです。

間違ったことをしてしまうのが怖かったり、相手とのやり取りが上手くいかなくて嫌われてしまうのではないかと怯えている自分が心の内に潜んでいて…でもそんなネガティヴな自分を受容してしまったら、何でも出来ないと諦めてしまって、私の向上心は失われてしまうからもっと怖い!!…って、葛藤を繰り返しながら私は生きています。

今は演劇に対してと将来の仕事に対して、それぞれの理想像をイメージしていて、それを叶えるためには、今まで自分がしていた「順番にこなしていく」というやり方から「同時に色んなことをこなす」やり方に変わっていかなければいけないんだと、親と話をしていて自覚させられました。
食事の時も三角食べが出来なくて、ずっと何かを食べ終わってから次のものを食べる食べ方をしていたので、身体に染み付いた自分のスタイルを変えていかなければいけないことにすごく不安があります。

でも、そんな時ある動画を思い出して少し立ち直れました。乃木坂46の齋藤飛鳥さんが初めて「裸足でSummer」という曲でセンターを務めた全国ツアーの様子です。

注目して欲しいのは8:15からなのですが、彼女もずっとデビューから順風満帆だった訳ではなく、優れたメンバーが周りに溢れていて何度も挫折しながら成長していきます。でも彼女は目の前にある仕事を自分の出来る方法で、ひとつひとつ丁寧に取り組んでいくことで悩みであった「グループ内での立ち位置」と闘ってきたのだと思います。

前作『夢の旧作』で共演した宇田さんに言われたことなのですが、「周りと自分の「価値」を比べて、そこに葛藤しながらもすごく闘っているように見えた」と言われました。
自分がこれからどうなりたくて、じゃあ今やらないといけないことは何か、ひとつだけじゃないのか、複数やらなければいけないのか、もしそのタスクと自分の間に差がある場合、どう細かく進めていけば出来るようになるのかを考えて考えて考え抜いて、地道に経験を積み重ねることで、大きく成長していきたいです。

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「きのう何食べた?」という漫画に載っていた、素麺にツナマヨや薬味を乗せて食べるアレンジレシピを作りました。キュウリのスライスのスピードが速くなったのが嬉しくてついつい乗せすぎてしまいました…笑

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