開封 フリージア
開封して触ってみたところ、色々と予想外な作りで撮影に手間取りました。
今回はフリージアのビジュアルをざっくりご紹介いたします。
※ドール半裸画像あり。苦手な方は戻るか少しずつスクロールしてください。
『球体関節人形 “愛”』 より、フリージア。
花言葉:親愛・純潔
春の花、フリージア全般にあてられた花言葉
高さおよそ14cm。
細かなレースや白で統一された姿は花言葉の“純潔”を思わせます。
つま先まで覆われた赤ちゃんのカバーオールのような洋服と、ヘッドドレス、ドロワーズ(後述)、クッションが付属。
ボアウィッグのごわごわ感は特にお気に入りなのですが、触る度に抜け落ちるのでこの日は勇気が出なくて整えられず…。
このまま抜けるようであればスペアを自作しようかと目下検討中。
背中に面ファスナーが着いており、着ぐるみのように着脱させるタイプ。
ただこの服、ぴろしが買った個体は縫製が本当に雑で、右の袖ぐりが周囲の布を巻き込みながらやたら細く作られてしまっていました。
上半身の布地が右肩寄りに引っ張られてしまうため、着付けているときのストレスがハンパない。
早くほかの服を着せたくて、この日のうちに別のボディに差し替えてしまいました。
※これより下ドール半裸画像あり
ちゃんと履いてますドロワーズ。
この記事では取り上げられませんが、球体関節人形 愛は腰からお尻の作りが特段素晴らしいです。
ここでおHENTAIっぷりを晒すには時期尚早なので、もう少し経ったところで記事にしたいです。
※これより上ドール半裸画像あり
顔アップ。
ウィッグサイズは4inch、瞳はラウンドアイ10mm。
全体的に色味のないデザインなのかと思いきや、化粧はオレンジ+グリーンと凝っています。
【フリージアという花】
fusacoさんによる写真ACからの写真
球根から育ち、春から夏にかけて甘い芳香を放つ花を咲かせるフリージア。
もっともポピュラーな色は黄色。
原種は黄色と白、品種改良によってピンクやオレンジ、紫色も存在します。
piyoriとしてもフリージアといえば黄色!なイメージであったため、人形のフリージアを見た時に真っ先に思い浮かんだ言葉は「白っ!!黄色じゃないの!?」でした。
花言葉である「純潔」の表現に重きを置いたのでしょうか。
フリージアについて調べている中、とても興味深い記述を見つけました。
【2月11日の花】
大切に育てられたせいか、おっとりして周囲のテンポについていけないことがあります。
【特徴】
南アフリカで植物採集をしていたデンマークの植物学者・エクロン(C・F・Ecklon)が発見した植物を親友のドイツ人の医師・フレーゼ(F・H・T・Freese)の名をつけて紹介したのが名前の由来となっている。
―花言葉 Online より引用―
上段は『誕生花』としての記述です。
誕生石、誕生色、誕生鳥など誕生日にあらゆるものを振り分けて人の性質を示す占いの一種としての内容なので特段深い意味はないのですが、「おっとり」という表現が人形の表情にピタっと当てはまることが気になりました。
花や花言葉だけではなく、フリージアに込められたありとあらゆる意味を調べた上で同名の人形が作られたのかな、と考えると企画した方々の熱意を感じずにはいられません。
名のない花をまず身近な人の名前で呼ぶなんて、ロマンチックですね。
きっと、見知らぬ花との思いもよらない巡り合わせに自身とフレーゼさんとの出会いが重なったのでしょう。
実はフレーゼさんはエクロンさんの弟子でもあったようですが、弟子という垣根を超えた「親友」として、親しみを込めて呼んだに違いありません。
さて、ドールに触りなれていないとはいえ写りの微妙な画像ばかりでフリージアの紹介を終わらせたくないので、noteを更新しない間に揃えた洋服を着せた際の、とびきり可愛い写真で締めるとします。
めちゃくちゃ可愛いだろ!!!!
(服に関しては後日改めて記事に致します。)