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球体関節人形を買った

人形を買った。
別に初めてのことではない。

球体関節人形を買った。
デッサン用に買った素体を除けばこれは3体目だ。

だが今回は決定的にこれまでと異なる動機があった。
“愛玩欲”である。

piyoriは数年前まで、リカちゃんやプーリップ、ブライスなどの着せ替えて愛でるタイプの人形にはとんと興味を示さなかった。
とは言え、それらを文字通り着せ替えて遊ぶ目的で収集している人や、家族のように真心を持って接している人が存在することは知っていた。
同時に、そんな彼・彼女たちはおとぎの国への扉を開くことのできる特別な鍵の持ち主なのだ、とも思っていた。

piyoriには無理だ。


過去、デザインに惹かれた結果球体関節人形を購入したことが2度あった。
いずれも目的としては“コレクション”であった。
コレクションと言うと聞こえは良いが、その本質は抗い難い所有欲が大半を占める。
そっと箱から出して飾ることはあっても、毎日話しかけたり撫で付けることはもとより、着せ替えて遊ぶこともなかった。

モノはモノだ。

――生憎オカルトやスピリチュアルはネタとして楽しめる性格ではあるものの、実体に関しては眉唾物だと考えるたちであり、器物に宿ると言われる“付喪神”の存在に対しても同様である。――
モノに対して、一定の水準を超えて擬人化した表現――パッと思いつくところで言うと、「お迎え」「うちの子」という表現を自らが用いることに抵抗がある。
(他人が用いるぶんには一向に構わない。)

しかし、もしかするとこれら全てが覆るかもしれない出来事が起こっている。

「色んな服に着せ替えてみたい」
「髪型を変えてみたい」といった類の愛玩欲を抱くに至った人形を見つけてしまったのだ。
それが、株式会社ジュンプランニング(現 株式会社グルーヴ)から発売された『球体関節人形 愛』シリーズのうちの1つ、『フリージア』である。

参考先(Amazon)
球体関節人形 愛/Freesia(フリージア)
→https://www.amazon.co.jp/B000IU4E7W/

残念ながら現在は販売されておらず、Amazonでは新品がとんでもない価格で出品されているが、中古品であれば現実的な価格で手に入る。
ぴろしはタイミング良く、小物が一式揃っている上に人形の眼球の固定さえ行われておらず、開封後にさほど手をつけていないであろう状態のものを入手することができた。

とは言えネット上で買ったため、手元には届いていない。

実を言うとこのフリージアとの遭遇をきっかけに、同シリーズの人形をほかにも3体ほど購入した
さらには人形用の服や小物、代替のボディも買った。

これらもほとんどが到着待ちである。

piyoriはまだ相見えぬ人形のことを思い、高揚する気持ちと共にこの『note』をはじめたのだ。

私は自分でも呆れるほどに多趣味で、好きなものや事柄を挙げると本当にキリがない。
自分の意識の変遷や思考を記録し、紐解き、己への理解を深めることすらも好きなことのひとつである。

これより人形と関わりを持つ私を「piyori」と名付け、人形との日々をゆるゆると綴りながら、それらに対する意識の変遷を見て行こうと考えている。


――と堅苦しいのはここまで。
要は日記帳。
人形以外にも、ハマったものや好きな物事に関する記事も書いてしまうかも知れない。
それは雑記帳。


【noteを選んだ理由】
・他の基本無料ブログサービスによくあるデザインを損なう下品な広告が表示されない
・CSSやHTMLの編集不要ですぐにはじめられる

【ここが使いづらいよnote for Android(with Chrome)】
・キーボードのエンターキーで改行すると2行分改行(段落分け?)される
・範囲選択しても一部装飾メニューが反応しない

以上