コピペで作るPythonによる仮想通貨ビットコイン(Bitcoin)の自動売買アービトラージ（裁定取引・サヤ取り）の製作方法を解説します。プログラミング初心者やPython未経験者でも作れるように基本的にはほぼコピペで製作可能です。

アービトラージ（裁定取引・サヤ取り）とは？

2つの仮想通貨取引所間で発生するビットコインの価格差を狙って取引する投資法です。ビットコインの価格は仮想通貨取引所によって微妙にことなります。価格変動が発生した時、例えばイーロンマスクがTwitterでビットコインに関することを呟いた時にビットコイン市場は反応し、取引所によって早く反応する取引所もあれば、遅くに反応する取引所もある為、価格差が起こります。

自動売買Botのメリット

取引所間の価格差が発生するタイミングは予測できず、また価格差が発生してもすぐに同じ価格になります。そのため人間がPCモニターを監視して、マウスとキーボードで価格差を狙った売り買いは不可能です。そこで自動売買Botを利用して、ミリ秒（1000分の1秒）単位での価格監視と売り買いを自動的に行うことで収益を上げることができます。

2つの取引所のビットコインの価格差と売り買いによる収益を得るメカニズム

アービトラージ（裁定取引・サヤ取り）とは、取引所間での価格差を利用して、安く買える取引所で買い、高く売れる取引所で売りますが、ビットコインを取引所間で送金する間に価格差が無くなることがあるので、事前に入金しておいて価格差が発生した際に同時に売り注文と買い注文を行います。このような投資法をクロス取引と言います。一瞬の価格差を自動売買のBotで注文を出し利益を得ます。