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告白水平線 #毎週ショートショートnote

 夏休み。俺は友達グループと旅行に出かけた。最終日、仲間に励まされ、以前から好きだったミナコに告白することに。美しい海岸線。水平線に向かい告白する俺。「好きだー!」と叫ぶ。
「ダサい。無いね。地平線に向かってダッシュ!」見事にふられた。
 諦めない俺。秋のソフトボール大会でミナコと対戦。「付き合ってくれッ」投じた渾身の一球は打ち返され、青空に高い放物線を描いた。
 まだ諦めない俺。文化祭ではそんな俺を謎の半魚人が追いかける。「あの夏の海で好きだーって叫んでくれたじゃないよー」
「イヤ、あれはミナコへの告白だから…」友達を巻き込んだパフォーマンスは大ウケしたが、ミナコの反応は…
「フフ、変な補助線を引いたな。でもワタシの世界線にキミとの恋はない!」…一直線に奈落に落ちた。
 諦めの悪い俺。今度はクラスの女子に頼んで付き合ってるフリをしてもらうことに。対角線上の存在でミナコの気をひけるのか、恋の導火線に火がついてくれるか…な?


(410文字)


たらはかに様の企画に参加させていただきます。
オジさんがポップさを狙っても限界がありますね。ふと気がつくと4ヶ月前にこんな作品を書いていました。

実体験、創造力共に乏しい…でも今回の作品は下ろさずにおきます。

ちなみに告白シリーズ(?)の前作はこちら。

今回のものとは、全くテイストが異なります。よろしければ読んでやってください。

みなさんの作品を楽しみにしております。

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