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2020.11.22 最低限の手帳は(アゲイン)

新しいM6を眺めながら、私はまた、自分にとっての最低限の手帳について考えている。

読み返してみると、この時の私の考える最低限の手帳は

①スケジュール帳、②日記帳、③やることをかき出す手帳(もしくは紙)、以上三冊ということだ。

現在の私の手帳は、①と②が一緒になっている。日記帳を持ち歩く人って、どのくらいいるのかわからないけれど……日記帳って、家にしまっておくイメージがありませんか。

たぶん、①と②ではなく、①と③を一緒にするのが普通なのだと思う。

そしてさらに、思考記録帖というものが増えた。これは日記か、と聞かれると、日記とも言える。

日記というものの一般的なイメージは「自分の感情を吐き出すもの」というものなのではないか、と思う。私は能率手帳にあまり「感情」は書いていないので、どちらかと言うとスマイソンの思考記録帖の方が「日記」のイメージに近いかもしれないが、こちらにも感情はそんなに書いていない。

自分の激しい感情を紙に書き出すことはあるが、残す手帳(つまり能率手帳)に書こうとは、あまり思わない(ただし場合による)。それは、「残すことを避けている」というのとは違って、ただそこに「書こうと思わない」という方が正しい。

能率手帳は小型版を使っているので、記入スペースが限られている。だから、なるべくコンパクトに、本当に残しておきたいことを優先して書く。そうすると、書こうと思うのは「感情」ではなく「事実」になる。「事実」を書いておけば、自分のことだから、どんな感情を抱いたか、というのは思い出すことができるし、また、忘れたとしても、数年後に新しい感情で上書きするのは、良いことのように思う。

今の自分の手帳スタイルがどうかはさておき、やはり最低限の手帳は

・スケジュール帳

・日記帳

・やることメモ

だと思う。

別の言い方をすると

・スケジュール帳→未来の記録

・日記帳→過去の記録

・やることメモ→現在の記録

こうなるのかな。過去、現在、未来のそれぞれに対して、一冊ずつ用意すれば良い。

「今」というのは、意識した時にはすでに過去になっているので、現在の記録というのは微妙だけれど、その日とか、その週とか、そのくらいの幅を持ったものとして考えて良いと思う。

そして、最低限の手帳は、それぞれが別々とすると、やはり三冊ということになる。何かあったら、その三冊を持って逃げるということ。


本当にそれだけだろうか。


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