見出し画像

環境の変化

華金だ。といってももう土曜日になった。華金っぽいことは全くしていないが、金曜日の夜という夜更かしが許される至高の時間に差し当たって、何かしら文章を書いてみようと思い立ち、こうして書き始めてみたという次第である。

今週から仕事上で大きな変化があり、なんと会社が引越しをした。人生の中で勤務先の会社が移転をするなんていう経験はそんなにない出来事だと思うのだが、どうなのだろう。

表◯道から原◯へと移転され、新社屋は旧社屋と比べ物にならないほど大きなものとなった。どデカいビルが丸々新社屋になったのである。一階のエントランスはそれはまるでホテルのようであり、受付の横にはソファやテーブルがたくさん用意されたリラックスのできる空間となっている。そこには給湯器・エスプレッソマシンに加えてビールサーバーまで用意されていて、いうまでもなく無料で利用できる。給湯器はホット・アイスの二択でお水、緑茶などが飲めるのだが、初日の話題 を掻っ攫ったのはDAKARAも飲めるということであった。改めて言うと給湯器はホット・アイスの二択から選択できるため、つまりホットのDAKARAという未知の飲み物がデフォルトで用意されているのである。自分はまだトライしたことはないのだがあまり美味しくはないという噂を一昨日聞いたので昨日・今日は飲まなかった。しかし、今となって逆に飲んでみたくなったので来週月曜日に飲んでみるとする。また、読者の皆様方が気になっているであろうビールサーバーだが、2Lまでしかストックできないらしく、おそらく週末には無くなっているということが今後多そうであり、また下っ端という立場上そんな貴重なピールをガブガブ飲むわけにはいかないから活用することはあまりないだろう。しかし、ビール好きの自分にとってはやはり気になる存在であり、そういえば今週は毎日缶ビールを飲んでいた。というも、先週の引越しで旧社屋の物々を整理している際、冷蔵庫に余ったビールをどうするかという問題が発生し、誰も引き取らないとのことだったので全て頂いたことで家にストックが大量にあったのだった。

新社屋の一階と最上階を除いたフロアは執務室となっていて、部署ごとにフロアが分けられている。各フロアはさもイケてるベンチャー企業のようなおしゃれな内装となっており、こんなどうしようもない自分が仕事をしているのがおかしいくらいイケてる空間すぎてまだ慣れていないのだが、そこに慣れたイケてる自分を想像すると自分という人間のポテンシャルが末恐ろしい。

個人的なお気に入りスポットは屋上で、原◯の建物群を見下ろすことができる高さがある。頻繁に青を横切る飛行機を見て、大東京の中心でこんなに開けた空が仰げるのだなと考えながら吸うタバコは格別である。
ただし屋上では紙タバコが禁止というルールになっているため電子タバコへの変更を余儀なくされたことが残念である。電子タバコなんて今までほとんど吸ったことがないから吸ったあと気持ち悪くなり、紙タバコよりも体に悪い気がしてならない。実際、紙タバコはそれはそれは長い歴史があって健康への影響について統計が取れているものだが、それに比べて電子タバコの歴史なんて微々たるもので、今後人々が吸い続ける中で重大な健康被害が発見されるかもしれないだろう。

ということもあり、屋上に行くのは電子タバコを吸う会社の人との付き合いや作業が煮詰まった時リフレッシュで黄昏に行くぐらいの時になりそうで、紙タバコを吸うために会社の外の喫煙スペースに行くようにしようと思っているのである。


環境の変化もありながら、変わらないもの・変えたくないものを発見したという最近である。

よろしければサポートをお願いします!