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とってぃーの先生実践録 vol.7

二学期が始まりました。
嬉しいことに学級、学校で休んだ児童はいませんでした。


二学期は行事がたくさんあります。
校外学習、林間学校、歌声発表会、持久走大会などなど。
一つ一つの目的を子どもたちと一緒に考えてから、取り組んでいかなければいけません。


さて、今回の実践は「ありがとう貯金箱」です。



他の人から「ありがとう」と言われたことをしたら、1ポイント。
自己申告制で先生が見ていないところでも、どんなことをしたか説明すれば加算します。
このポイントが増えていけば、自分たちで決めたご褒美と交換できる制度となっています。


1学期は自分のことで精一杯な子が多かったので、まずは、ハードルを低く設定し、相手のことを思いやる取り組みを作りました。


ご褒美も先生が決めてしまうと、主体性がなくなってしまうので国語の学習と絡めて、子ども主体で話し合いました。


10ポイント 自立活動の時間を係活動にする
20ポイント 席替え
30ポイント 学級会
40ポイント 学級文庫の本を追加する
50ポイント クラスでカメを飼う


なんと、この取り組みを始めてから、教室から「ありがとう」という言葉が増え、あっという間に50ポイントたまりました。


また、どれくらいポイントたまっているかは、貯金箱も透明にして可視化できたり、ポイントを大きなビー玉にして、自分で貯金箱に入れたり、しています。


最終的には、

ご褒美がなくても、自然と「ありがとう」が言える子どもたちを目指します。



先生も積極的に「ありがとう」と伝えたり、些細な「ありがとう」を見逃さないように頑張ります。



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